2026.09.09

歯科衛生士を目指す高校生の勉強法!おすすめ科目と今からできる準備

歯科衛生士に興味がある高校生やその保護者の方から、「高校生のうちにどんな勉強をしておけばいいのか」「理系科目や生物が苦手でもついていけるのか」といった不安の声を多くいただきます。

歯科衛生士は、患者さんのお口の健康を守り、笑顔と豊かな食生活を支えるやりがいあふれる医療国家資格です。進学後に始まる専門分野の授業にスムーズに対応するためには、高校生の時からの準備が大きな力になります。

この記事では、歯科衛生士を目指す高校生が取り組むべきおすすめの勉強科目や、文系・理系の疑問、入試対策、進学後の学習を楽にするコツまでを詳しく解説します。疑問や不安を解消し、夢に向かって着実な第一歩を踏み出しましょう。


歯科衛生士を目指す高校生に必要な勉強とは?必要な基礎知識と科目

歯科衛生士を目指す高校生の勉強とは?

歯科衛生士を目指す高校生の勉強とは、進学後の専門科目をスムーズに理解するために、高校で学ぶ生物・化学の基礎知識や、患者さんや医療スタッフと信頼関係を築くための国語力・表現力を身につける準備のことです。

高校生のうちに勉強しておくべきおすすめ科目

専門学校や大学に入学すると、人体の構造や口腔の解剖学、歯科材料の性質、薬理学といった専門分野を学びます。一見難しそうに思えますが、高校で習う科目と深く結びついています。特に優先して取り組みたい科目と理由は以下の通りです。

1. 生物・生物基礎(最優先)

人体の仕組みや細胞の構造、内臓や筋肉、免疫のシステムを学ぶ「生物」は、歯科衛生士の学びに直結します。

例えば、お口の中の細菌(歯周病菌や虫歯菌)に対する身体の免疫反応や、歯ぐき・骨の構造を理解する際、高校生物の知識があるとスムーズに頭に入ってきます。遺伝や植物の分野よりも、人間の身体や細胞に関する章を重点的に復習しておくのがおすすめです。

2. 化学・化学基礎

歯科医院で使用する印象材(型取りの材料)やセメント、ホワイトニング剤、フッ化物などの薬液は、すべて化学的な反応を利用しています。

酸と塩基、化学反応式、濃度の計算といった基礎知識があると、実習で扱う器具や材料の扱い方、消毒・滅菌の理論を理解しやすくなります。

3. 国語・現代文

医療現場において最も重要と言っても過言ではないのが「コミュニケーション能力」です。

現代文の勉強を通じて、文章を正確に読み解く読解力や、自分の考えを分かりやすく伝える文章構成力を養うことは、入試の小論文や面接対策はもちろん、将来患者さんに予防指導(ブラッシング指導など)を行う際にも直接役立ちます。

4. 英語

最新の歯科医療技術や学術論文には英語が使われることが多く、医療用語の語源の多くは英単語やラテン語に由来しています。

また、近年の訪日外国人や在留外国人の増加に伴い、英語で患者さんに対応できる歯科衛生士のニーズが高まっています。(※1)

※1 日本歯科衛生士会「歯科衛生士の勤務実態調査」(2020年)

高校英語の文法や日常会話レベルの英単語を着実にマスターしておくと、将来のキャリアの幅が広がります。

文系・理系どちらが有利?文系からでも歯科衛生士になれる理由

「自分は文系だから理系科目が苦手で不安」「文系クラスから歯科衛生士を目指せるのか」と心配する高校生は非常に多く存在します。

結論から言うと、文系出身者でもまったく問題なく歯科衛生士になれます

実際、歯科衛生士の専門学校に入学する学生の約6〜7割は文系出身者です。(※2)

※2 厚生労働省「令和4年度衛生行政報告例の概況」

専門学校のカリキュラムは、高校で生物や化学を履修していないことを前提とし、基礎の基礎から段階的に学べるように設計されています。文系出身者の強みであるコミュニケーション能力や文章表現力は、患者さんへの保健指導やカウンセリングで存分に発揮されます。理系か文系かを過度に気にする必要はありません。

入試(推薦・AO・一般)に向けた具体的な受験勉強の進め方

歯科衛生士を目指す専門学校の入試には、主に「AO入試(総合型選抜)」「指定校・公募推薦入試」「一般入試」があります。受験方式に応じた対策を進めることが大切です。

  • 推薦入試・AO入試(総合型選抜)の対策
    • 現在の専門学校入試では、学力テスト単体よりも人物像や熱意を重視する推薦・AO入試の利用者が増えています。
    • 高校の評定平均(成績)を一定以上に保つための定期テスト対策に加え、「なぜ歯科衛生士になりたいのか」「なぜその学校を選んだのか」を明確に伝える志望理由書の作成や、面接・小論文の練習を早めにスタートさせましょう。
  • 一般入試の対策
    • 一般入試では、国語総合(現代文)を中心に、英語や生物基礎・化学基礎から選択する形式が多く見られます。難問や奇問が出題されることは稀で、高校の教科書レベルの基礎問題が中心となります。教科書の章末問題や過去問を繰り返し解き、基本的な知識を確実に定着させることが合格へのカギです。

高校生から知っておきたい!歯科衛生士の仕事と最新の業界動向

予防歯科の需要増大と歯科衛生士の重要性

これまでの歯科医療は「虫歯になったら歯を削って詰める」治療が中心でした。しかし近年は、歯を失う最大の原因である歯周病や虫歯を未然に防ぐ「予防歯科」へと大きくシフトしています。

厚生労働省と日本歯科医師会が推進する「8020運動(80歳になっても20本以上の自分の歯を保とうという運動)」の達成率は50%を超え、国民のお口の健康意識は急上昇しています。(※3)

※3 厚生労働省「歯科疾患実態調査」(2022年)

お口のクリーニング(スケーリング)や予防指導を専門に行えるのは、歯科医師と国家資格を持つ歯科衛生士だけです。患者さんの生涯にわたる健康を支える専門職として、その存在感と価値は高まり続けています。

超高齢社会における活躍の場の広がり

歯科衛生士の活躍の場は、街の歯科クリニックだけに留まりません。

超高齢社会を迎えた現代日本において、高齢者の「誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん)」を防ぐための口腔ケアや、総合病院での手術前後におけるお口の管理(周術期等口腔機能管理)の重要性が注目されています。(※4)

※4 日本歯科医学会「周術期等口腔機能管理の意義と実際」

病院、介護福祉施設、行政機関(市町村・保健所)、歯科関連企業など、歯科衛生士が求められるフィールドは益々多角化しています。


専門学校で歯科衛生士を目指すメリット|大学との比較

歯科衛生士の国家資格を取得するには、3年制または4年制の指定養成機関(専門学校・短期大学・大学)を卒業する必要があります。その中でも「3年制の専門学校」を選ぶことには、将来を見据えた大きなメリットが存在します。

文部科学省の規定においても、専門学校(専修学校専門課程)は職業教育に特化した実践的な教育を行う機関として位置づけられています。(※5)

※5 文部科学省「専修学校教育の概要」

最短3年で即戦力として現場に出られるアドバンテージ

4年制大学と比較した際、3年制専門学校の最大の強みは「最短3年間で国家資格を取得し、1年早くプロとして社会に出られること」です。

1年早く就職することで、早期に実務経験を積み、給与収入を得ることができます。また、大学と比較して1年分学費を抑えられるため、経済的コストパフォーマンスにおいても非常に優れています。

手厚い国家試験対策とクラス担任制の重要性


歯科衛生士国家試験の全国合格率は毎年90%前後という高水準で推移していますが、試験範囲は解剖学から予防処置、保健指導まで多岐にわたります。(※6)

※6 厚生労働省「第33回歯科衛生士国家試験の合格発表について」

専門学校では、国家試験の出題傾向を徹底分析したオリジナルのカリキュラムや模擬試験が充実しています。また、クラス担任制を採用している学校が多く、学習につまずいた際も教員が個別で親身にフォローしてくれるため、途中で脱落することなく安心して資格取得を目指せます。


歯科衛生士を目指す高校生の勉強に関するよくある質問(Q&A)

高校生や保護者の方からよく寄せられる疑問に、Q&A形式でお答えします。

Q1. 理科(生物・化学)がとても苦手なのですが、専門学校の授業についていけますか?

A. まったく心配ありません。基礎の基礎から学べる環境が整っています。

専門学校に入学する学生の多くが、高校時代に生物や化学を本格的に履修していません。授業では専門用語を噛み砕き、模型や映像を使いながらゼロから分かりやすく解説されます。大切なのは「理解したい」という前向きな気持ちです。

Q2. 高校1〜2年生のうちからやっておくべき勉強や準備はありますか?

A. 日々の定期テストを大切にし、早めにオープンキャンパスへ参加することがおすすめです。

高校の指定校推薦やAO入試では、高校1年からの「評定平均」が参照されることがあります。まずは日々の授業と定期テストにしっかり取り組みましょう。また、時間のある高1・高2のうちにオープンキャンパスに参加し、実際の体験授業やキャンパスの雰囲気を確かめておくと勉強へのモチベーションが大きく上がります。

Q3. 歯科衛生士の国家試験はどれくらい難しいですか?合格率はどれくらいですか?

A. 全国平均合格率は約90%ですが、日々の積み重ねが不可欠な試験です。

決して「誰でもノー勉強で受かる」試験ではありませんが、専門学校の3年間で授業や実習に真面目に取り組んでいれば、十分に合格できる難易度です。学校の手厚いサポートを活用することが合格への一番の近道です。


Q4. 専門学校の勉強や実習は大変ですか?アルバイトと両立できますか?

A. 講義や実習は充実していますが、計画的に取り組めばアルバイトやプライベートとの両立は十分に可能です。

特に専門学校のカリキュラムは効率よく組まれているため、放課後や週末を利用してアルバイトや趣味を楽しむ学生がたくさんいます。また、夕方から授業が始まる「Ⅱ部(夜間部)」を開設している学校であれば、昼間に歯科医院で助手アルバイトとして働きながら学ぶことも可能です。


東京医学技術専門学校で叶える「質の高い医療人」への道

東京都墨田区にある東京医学技術専門学校(東医専)では、最短3年で一生モノの国家資格を手にし、希望のキャリアを築くための万全の環境を整えています。半世紀以上にわたり医療人を育成してきた本校ならではの、4つの強みをご紹介します。

1. 圧倒的な国家試験合格率と、手厚い少人数制サポート

両学科ともに、独自の緻密な傾向分析と特別集中講義を実施。一人ひとりの習熟度に合わせた少人数制の補講を徹底することで、高い国家試験合格率を誇ります。学生の不安に寄り添い、教員陣が一丸となって合格まで導きます。

2. 基礎から分析技術を磨く、実践重視の実習設備と臨地実習

学内の段階から現場感覚と手技を養うため、それぞれの専門性を高めるために必要な機器や設備を用意しています。

  • 臨床検査技師科(第1校舎):各種分析に必要な機材・機器をはじめ、顕微鏡や超音波(エコー)画像診断装置などを備えています。
  • 歯科衛生士科(第2校舎): 実際の歯科医院と変わらない、歯科診療ユニットを完備しています。

さらに臨地実習先は、臨床検査技師科では質の高い医療を学べる大学病院や総合病院等、歯科衛生士科ではむし歯や歯周病の治療を行う一般歯科や歯並びを整える矯正歯科、小児を専門とする小児歯科などさまざまなクリニック等が用意されており、どこに行っても通用する高い実践力が身につきます。

3. あなたのライフスタイルを守る「昼間部」と「夜間部」の選べる体制

東京医学技術専門学校の最大の強みは、臨床検査技師科・歯科衛生士科のすべての学科で「Ⅰ部(昼間部)」と「Ⅱ部(夜間部)」を自由に選択できる点です。

  • Ⅰ部(昼間部・3年制): 歯科衛生士科は14時、臨床検査技師科は夕方には学校が終わるため、放課後は自分のプライベートやアルバイト、予習・復習の時間としてゆったりと両立できます。
  • Ⅱ部(夜間部・3年制): 18:00からの授業で、昼間に医療機関の助手などとして働きながら通うことができるため、自力で学費を抑えながら進学したい社会人や高校生に最適の環境です。

4. 両国駅から徒歩数分の好アクセス&安心の学習サポート

東医専は、JR総武線・都営大江戸線の「両国駅」から徒歩数分というバツグンの好立地にあります。

  • 第1校舎(臨床検査技師科):〒130-0015 東京都墨田区横網1-10-8
  • 第2校舎(歯科衛生士科):〒130-0026 東京都墨田区両国1-10-5

まとめ

「医療に貢献したい」「一生モノの国家資格を手に入れたい」と考えているなら、まずは最初の一歩を踏み出してみませんか?


東京医学技術専門学校では、個別の進路相談や学校の雰囲気を肌で感じられるイベントを随時開催しています。


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【公式】東京医学技術専門学校:https://www.tokyo-igaku.com/gaku.com/

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