歯科衛生士を目指せる東京の大学は?学費・入試と専門学校との違いを解説

「東京の大学で歯科衛生士を目指したい」「大学と専門学校では、学費や就職にどんな違いがあるのだろう」。進路を調べ始めると、大学名だけでは分からないことが多く出てきます。
東京で歯科衛生士を目指すなら、4年制大学と3年制短期大学を区別し、国家試験の受験資格が得られる学科・専攻を確認することが第一歩です。早く現場で働きたい方や、仕事と学びを両立したい方には、3年制専門学校という選択肢もあります。
この記事では、東京の大学・短期大学の具体例を紹介し、学費、入試、実習、卒業後の進路から学校を比較する方法を解説します。学校の知名度だけでなく、自分が続けられる学び方を見つけていきましょう。
歯科衛生士を目指せる東京の大学・短期大学
東京都内で進学先を探す際は、「大学に歯学部があるか」よりも「歯科衛生士を養成する課程があるか」を確認してください。歯科医師を目指す学科と、歯科衛生士を目指す学科・専攻は異なります。
東京で検討できる学校の具体例
| 学校名 | 区分・修業年限 | 歯科衛生士を目指す学科・専攻 |
|---|---|---|
| 東京科学大学 | 4年制大学 | 歯学部 口腔保健学科 口腔保健衛生学専攻 |
| 日本歯科大学東京短期大学 | 3年制短期大学 | 歯科衛生学科 |
| 東京歯科大学短期大学 | 3年制短期大学 | 歯科衛生学科 |
上記は学校選びの出発点となる具体例です。募集内容、受験資格、選考方法は、入学を希望する年度の募集要項で確認しましょう。
「日本歯科大学」と「東京歯科大学」は別の学校です。また、大学名が含まれていても、短期大学は4年制大学とは異なる課程なので、修業年限まで確かめてください。
東京科学大学は旧・東京医科歯科大学の情報も確認する
東京科学大学は、東京医科歯科大学と東京工業大学の統合により、2024年10月に誕生しました。過去の受験情報や学校案内には、東京医科歯科大学の名称が残っている場合があります。
歯科衛生士を目指す口腔保健衛生学専攻では、4年間で歯科衛生学を中心に保健・医療・福祉を学び、卒業時に国家試験の受験資格を取得できます。卒業研究や多職種連携教育も含まれています。
なお、学年によって通うキャンパスが異なる点にも注意が必要です。同専攻の1年次は国府台キャンパスで全学共通科目を学びます。「東京の大学だから、すべての授業が都内」と思い込まず、学年ごとの通学先を調べましょう。
歯科衛生士になるには大学卒業が必要?
大学卒業は必須ではありません。指定された専門学校や短期大学などの養成課程を修了することでも、国家試験の受験資格を得られます。
歯科衛生士とは?
歯科衛生士とは、歯科予防処置・歯科診療補助・歯科保健指導を担い、歯と口の健康を支える国家資格を持つ専門職です。
歯石の除去や歯みがきの指導などを通じて、患者さんの健康を支えます。国家試験に合格した後、免許を取得することで歯科衛生士として働けます。
資格取得までの基本の流れ
国内の養成課程から目指す場合は、次の順序で進みます。
- 指定された歯科衛生士の学校・養成所に入学する
- 必要な授業と実習を修了する
- 歯科衛生士国家試験に合格する
- 免許申請を行い、歯科衛生士免許を取得する
一般の大学を卒業するだけでは、歯科衛生士国家試験の受験資格は得られません。独学や歯科医院での勤務経験だけでも取得できないため、進学先の取得可能資格を必ず確認してください。
東京の大学・短期大学と専門学校の違い
大学、短期大学、専門学校のいずれにも、歯科衛生士に必要な専門教育や実習があります。違いを見るときは、学校種別だけで判断せず、カリキュラムと支援内容を比較しましょう。
| 比較する項目 | 4年制大学 | 3年制短期大学 | 3年制専門学校 |
|---|---|---|---|
| 在学期間 | 4年間 | 3年間 | 3年間 |
| 比較したい学び | 教養、専門教育、卒業研究 | 教養と専門教育、実習 | 専門知識・技術、実習 |
| 確認したい支援 | 国家試験対策、就職・進学相談 | 国家試験対策、就職・進学相談 | 国家試験対策、実技指導、就職相談 |
| 進路を考える視点 | 研究や大学院進学も検討したいか | 3年間の学びが希望に合うか | 3年間で資格取得と就職を目指したいか |
大学にも実践的な教育があり、専門学校でも基礎医学や教養を学びます。実習の内容や質問のしやすさまで調べると、学校ごとの違いが見えてきます。
大学で学ぶメリットと注意点
大学の魅力は、資格取得のための学びに加え、研究や幅広い学問に取り組めることです。「なぜこの予防方法が有効なのか」「患者さんに合う支援をどう検証するか」といった疑問を深めたい方は、卒業研究の内容にも注目しましょう。
一方、3年制の課程と比べると、在学期間は1年長くなります。その期間に学びたいことと、必要な費用を具体化しておくことが大切です。
専門学校で学ぶメリットと注意点
3年制専門学校は、早く歯科衛生士として働き始めたい方にとって有力な進路です。養成課程の修業年限は3年以上と定められており、最短の養成期間で資格取得を目指せます。
ただし、3年間には授業、実技練習、学外実習、国家試験対策が含まれます。「短いから楽」と考えず、日々の復習時間まで見込んで学校を選びましょう。
学費・入試・就職から考える学校選びのポイント
学費は卒業までの総額を比較する
初年度の納付金だけでは、進学に必要な費用は分かりません。候補校ごとに、次の項目をそろえて確認してください。
- 入学金、授業料、実習費、施設費
- 教科書、実習器具、実習着などの費用
- 学校や実習先への交通費
- 一人暮らしをする場合の家賃や生活費
- 奨学金や減免制度の条件、返済の有無
国公立・私立の違いだけでなく、3年間と4年間の生活費も含めて比較すると、家計への負担を見通しやすくなります。保護者の方とは、費用の総額に加え、支払う時期も共有しておきましょう。
偏差値より先に必要科目と選考方法を確認する
入学の難しさを知りたい場合は、まず志望校の募集要項を確認してください。共通テストの利用、個別試験、面接など、選考方法が違えば準備も変わります。
高校1・2年生は、見学を通じて候補校を絞り、必要科目の基礎を固めましょう。高校3年生は、出願日程や併願条件も含めて受験計画を立ててください。社会人は、出願資格と選考方法に加え、入学後の勤務調整も早めに考えることが大切です。
就職は給与だけでなく仕事内容も比較する
大学卒業者と専門学校卒業者で、取得する歯科衛生士免許は同じです。ただし、採用条件や給与規定は職場によって異なります。
求人を見る際は、初任給に加えて、勤務時間、休日、研修制度、担当業務を確認しましょう。大学病院で働きたい場合も、大学卒業が必須かどうかは採用先の募集条件で判断する必要があります。
専門学校を比較するときは実習と国家試験対策を見る
大学を探している方も、歯科衛生士として働くことが第一の目標なら、専門学校の教育内容を比較してみましょう。実習で何を経験し、苦手分野をどのように補えるかが、入学後の学びを左右します。
例えば東京医学技術専門学校では、独自の国家試験の傾向分析、特別集中講義、不得意科目の分析と少人数制の補講を実施しています。公式サイトには、国家試験合格率100%という2022年度実績を掲載しています。
歯科衛生士科Ⅰ部(昼間部)では、2年次1月から3年次11月にかけて臨床・臨地実習を行います。
大学病院実習として、東京科学大学や東京女子医科大学附属足立医療センターや三井記念病院を実習先として紹介しています。
また、働きながら学びたい方には、18時から授業が始まる歯科衛生士科Ⅱ部(夜間部)があります。授業だけでなく、実習や自習を含めた生活計画を学校と相談することが大切です。
通学環境も比較材料になります。本校の歯科衛生士科の第2校舎は、JR総武線・両国駅西口から徒歩4分です。見学時には、自宅からの所要時間と乗り換えを確かめておきましょう。
東京での進路選びは学びたい内容と生活の両方から
東京で歯科衛生士を目指すなら、大学・短期大学・専門学校を同じ項目で比較することが大切です。研究や幅広い学問を深めたいのか、3年間で資格取得と就職を目指したいのか、まずは自分の希望を言葉にしてみましょう。
候補校が決まったら、資料で費用やカリキュラムを確認し、オープンキャンパスで実習設備や指導の雰囲気を確かめてください。東京医学技術専門学校でも、学習内容や勤務との両立について相談できます。
よくある質問(Q&A)
Q1.東京で歯科衛生士を目指せる4年制大学はありますか?
東京科学大学の歯学部口腔保健学科口腔保健衛生学専攻があります。4年間で必要な課程を修了すると、歯科衛生士国家試験の受験資格を取得できます。学年ごとの通学キャンパスも確認してください。
Q2.東京歯科大学と日本歯科大学では歯科衛生士になれますか?
それぞれの短期大学に歯科衛生学科があります。東京歯科大学短期大学と日本歯科大学東京短期大学は別の学校です。歯科医師を養成する学部と混同せず、希望する課程を確認しましょう。
Q3.大学と専門学校では取得する資格が違いますか?
取得する歯科衛生士免許は同じです。どちらも指定された養成課程を修了し、国家試験に合格して免許を取得します。学校を比較するときは、資格以外の学習内容や卒業後の進路にも注目してください。
Q4.歯科衛生士を目指すなら理系でないと難しいですか?
高校での文系・理系の区分だけでは判断できません。受験に必要な科目は学校によって異なります。ただし、入学後は身体や口の仕組みを学ぶため、生物・化学の基礎を復習しておくと学習に取り組みやすくなります。
Q5.社会人でも働きながら歯科衛生士を目指せますか?
東京医学技術専門学校の歯科衛生士科Ⅱ部(夜間部)は、18時から授業が始まる3年制の課程です。勤務との両立を考える際は、通学時間、実習の時間帯、必要な自習時間まで含めて相談してください。
「よくある質問」https://www.tokyo-igaku.com/faq/
東京医学技術専門学校で叶える「質の高い医療人」への道
東京都墨田区にある東京医学技術専門学校(東医専)では、最短3年で一生モノの国家資格を手にし、希望のキャリアを築くための万全の環境を整えています。半世紀以上にわたり医療人を育成してきた本校ならではの、4つの強みをご紹介します。
1. 圧倒的な国家試験合格率と、手厚い少人数制サポート
両学科ともに、独自の緻密な傾向分析と特別集中講義を実施。一人ひとりの習熟度に合わせた少人数制の補講を徹底することで、高い国家試験合格率を誇ります。学生の不安に寄り添い、教員陣が一丸となって合格まで導きます。
2. プロ仕様の最新設備と、多彩な現場を経験できる臨地実習
学内の段階から現場感覚を養うため、それぞれの専門性を高める最新設備を完備しています。
- 臨床検査技師科(第1校舎): 実際の病院の検査室と同様の各種最新分析機器をはじめ、顕微鏡や超音波(エコー)画像診断装置などを豊富に備えています。
- 歯科衛生士科(第2校舎): 実際の歯科医院と変わらない、歯科診療ユニットを完備しています。
さらに臨地実習先は、最先端の医療を学べる大学病院や総合病院をはじめ、検査センター、地域密着型のクリニック、高齢者施設まで多様に用意されており、どこに行っても通用する高い実践力が身につきます。
3. あなたのライフスタイルを守る「昼間部」と「夜間部」の選べる体制
東京医学技術専門学校の最大の強みは、臨床検査技師科・歯科衛生士科のすべての学科で「Ⅰ部(昼間部)」と「Ⅱ部(夜間部)」を自由に選択できる点です。
- Ⅰ部(昼間部・3年制): 歯科衛生士科はお昼過ぎ、臨床検査技師科は夕方には学校が終わるため、放課後は自分のプライベートやアルバイト、予習・復習の時間としてゆったりと両立できます。
「歯科衛生士科Ⅰ部 (昼間部)」https://www.tokyo-igaku.com/eiseishi_day/
「臨床検査技師科Ⅰ部 (昼間部)」https://www.tokyo-igaku.com/rinken_day/
- Ⅱ部(夜間部・3年制): 18:00からの授業で、昼間に医療機関の助手などとして働きながら通うことができるため、自力で学費を抑えながら進学したい社会人や高校生に最適の環境です。
「歯科衛生士科Ⅱ部 (夜間部)」https://www.tokyo-igaku.com/eiseishi_night/
「臨床検査技師科Ⅱ部 (夜間部)」https://www.tokyo-igaku.com/rinken_night/
2つの医療系学科が併設されているため、学校全体が医療資格取得に向けた前向きな活気に満ちており、学科の垣根を越えて良い刺激を受け合えるのも総合医療専門学校ならではの魅力です。
4. 両国駅から徒歩数分の好アクセス&安心の学習サポート
東医専は、JR総武線・都営大江戸線の「両国駅」から徒歩数分というバツグンの好立地にあります。
- 第1校舎(臨床検査技師科):〒130-0015 東京都墨田区横網1-10-8
- 第2校舎(歯科衛生士科):〒130-0026 東京都墨田区両国1-10-5
「アクセス」https://www.tokyo-igaku.com/access/
まとめ
「医療に貢献したい」「一生モノの国家資格を手に入れたい」と考えているなら、まずは最初の一歩を踏み出してみませんか?
東京医学技術専門学校では、個別の進路相談や学校の雰囲気を肌で感じられるイベントを随時開催しています。
詳しい学校案内やカリキュラム、学費データがわかる資料を無料でお届け
「資料請求」https://www.tokyo-igaku.com/documentrequest/
- 実際の学校の雰囲気や最新の設備を、あなたの目で確かめてみませんか?
Ⅰ部(昼間部)・Ⅱ部(夜間部)のオープンキャンパスを随時開催しています。進路変更に関する個別のご相談も、専門の教員が親身にお答えします。
「オープンキャンパス」https://www.tokyo-igaku.com/opencampus/
「個別相談会」https://www.tokyo-igaku.com/consultation-meeting/
執筆・監修:東京医学技術専門学校 教員チーム
本記事は、当校の臨床検査技師科(Ⅰ部・Ⅱ部)および歯科衛生士科(Ⅰ部・Ⅱ部)の教員一同によって執筆・編集されました。
医療・歯科医療の現場および教育現場での豊富な指導経験に基づき、最新の国家試験傾向や業界の動向を反映した正確な情報の提供に努めています。
チーム構成: 臨床検査技師科、歯科衛生士科の教員