歯科衛生士を目指せる埼玉の大学は?学費・入試と専門学校の違いを解説

「埼玉県内の大学で歯科衛生士を目指したい」「大学と専門学校では、学費や卒業後の進路にどんな違いがあるのだろう」。進学先を調べるうちに、学校名だけでは決められないと感じている方もいると思います。
埼玉県内で歯科衛生士を目指せる4年制大学として、埼玉県立大学があります。ただし、大学への進学だけが資格取得の道ではありません。早く現場で働きたい方には3年制専門学校、仕事を続けながら学びたい方には授業時間に配慮された課程も選択肢になります。
この記事では、埼玉の大学で学べる内容や入試、学費の考え方を整理し、専門学校との比較ポイントを解説します。自分が学びたいことと、無理なく通い続けられる条件の両方から、進路を考えていきましょう。
歯科衛生士を目指せる埼玉の大学
埼玉県内で4年制大学を探すなら、まず確認したいのが埼玉県立大学の保健医療福祉学部健康開発学科口腔保健科学専攻です。卒業要件を満たすことで、歯科衛生士国家試験の受験資格を取得できます。
埼玉県立大学では何を学べる?
埼玉県立大学の口腔保健科学専攻では、歯科衛生に関する知識・技術に加え、保健・医療・福祉の専門職と連携する力を育てます。卒業研究も学びの集大成に位置づけ、卒業後の実践や大学院進学につなげる教育を行っています。
また、歯科衛生士国家試験の受験資格に加え、所定の単位を修得することで養護教諭一種免許状の取得を目指せます。希望する場合は、必要な履修条件を確認しましょう。
| 確認する項目 | 埼玉県立大学の概要 |
|---|---|
| 区分・修業年限 | 公立・4年制 |
| 学部・学科・専攻 | 保健医療福祉学部 健康開発学科 口腔保健科学専攻 |
| 所在地 | 埼玉県越谷市三野宮820 |
| 最寄り駅 | 東武スカイツリーライン「せんげん台駅」 |
| 駅からのアクセス | 西口からバス約5分、徒歩約20分 |
通学を考えるときは、駅までの乗車時間だけでなく、バスの待ち時間や徒歩移動も含めて計算してください。交通アクセス
大学名と学科・キャンパスを混同しない
学校を探す際は、「歯学部がある大学」と「歯科衛生士を養成する大学」を区別することが大切です。歯科医師を目指す学科と、歯科衛生士を目指す学科は異なります。
例えば、明海大学には埼玉県坂戸市のキャンパスがありますが、歯科衛生士を養成する保健医療学部口腔保健学科は、千葉県の浦安キャンパスにあります。
大学名だけで判断せず、「取得できる受験資格」「学科の所在地」「実際に通うキャンパス」の3点を確認しましょう。
歯科衛生士になるには大学卒業が必要?
大学卒業は必須ではありません。指定された専門学校や短期大学などの養成課程を修了することでも、国家試験の受験資格を得られます。
歯科衛生士とは?
歯科衛生士とは、歯科予防処置・歯科診療補助・歯科保健指導を担い、歯と口の健康を支える国家資格を持つ専門職です。
歯石の除去や歯みがきの指導などを通じて、患者さんの健康を支えます。歯科衛生士として働くには、国家試験に合格し、免許を取得する必要があります。
資格取得までの基本の流れ
国内の養成課程から目指す場合は、次の順序で進みます。
- 指定された歯科衛生士の学校・養成所に入学する
- 必要な授業と実習を修了する
- 歯科衛生士国家試験に合格する
- 免許申請を行い、歯科衛生士免許を取得する
独学や歯科医院での勤務経験だけでは、国家試験の受験資格は得られません。また、一般の大学を卒業していても、養成課程で必要な教育を受けることが基本となります。
埼玉の大学と3年制専門学校はどう違う?
大きな違いは、在学期間と学びの組み立てです。大学にも専門学校にも実習があるため、「大学は座学中心、専門学校は実習だけ」と単純に分けることはできません。
| 比較項目 | 4年制大学 | 3年制専門学校 |
|---|---|---|
| 在学期間 | 4年間 | 3年間 |
| 学びを比較する視点 | 専門教育、教養、卒業研究 | 専門知識・技術、実習、資格取得支援 |
| 費用の確認範囲 | 4年間の学費と生活費 | 3年間の学費と生活費 |
| 進路を考える視点 | 研究や大学院進学にも関心があるか | 早期の資格取得と就職を目指したいか |
| 見学で確認したいこと | 実習内容、研究テーマ、就職・進学支援 | 実技指導、補講、国家試験対策、就職支援 |
大学で学ぶメリットと注意点
大学は、専門技術に加えて、研究を通じた課題発見や検証に取り組みたい方に向く選択肢です。「この指導は患者さんの行動にどうつながるのか」といった疑問を深めたい方は、授業内容だけでなく卒業研究のテーマにも注目してください。
一方、3年制の課程より在学期間が1年長くなります。その期間に何を学びたいのか、費用をどう準備するのかを整理すると、大学を選ぶ理由が明確になります。
専門学校で学ぶメリットと注意点
3年制専門学校は、早く歯科衛生士として働き始めたい方にとって有力な選択肢です。養成課程の修業年限は3年以上と定められており、最短の養成期間で資格取得を目指せます。
ただし、3年間には授業、学内実習、臨地・臨床実習、国家試験対策が含まれます。短期間で学ぶからこそ、復習時間を確保し、分からないことをそのままにしない姿勢が大切です。
学費と入試で確認しておきたいこと
学費は授業料だけでなく卒業までの総額を見る
埼玉県立大学の2025年度公表資料では、年間授業料は62万1,000円、入学料は県内区分21万1,500円、県外区分42万3,000円です。県内区分の適用条件や入学年度の金額は、最新の案内で確認してください。2
学校間で費用を比べるときは、次の項目をそろえましょう。
- 入学金・入学料、授業料、実習費、施設費
- 教科書、実習器具、実習着などの費用
- 学校と実習先への交通費
- 一人暮らしをする場合の家賃や生活費
- 奨学金や減免制度の条件、返済の有無
「専門学校は3年だから必ず安い」とは限りません。卒業までの総額と支払時期を確認し、保護者の方とも共有しておくと、入学後の負担を見通しやすくなります。
偏差値より先に必要科目と選考方法を確認する
偏差値は学校選びの目安の一つですが、入試方式によって必要な準備は異なります。
埼玉県立大学の2027年度以降の入学者受入れ方針では、口腔保健科学専攻の一般選抜について、大学入学共通テストに加え、小論文や面接などで評価する方針を示しています。学校推薦型選抜や社会人特別選抜についても別途方針があるため、出願条件と試験内容を募集要項で確認しましょう。
高校生は基礎学力を固めるとともに、「なぜ歯科衛生士を目指すのか」を自分の言葉で説明できるようにしておくと、志望校を選ぶ軸も定まります。
実習・国家試験対策・通学環境で選択肢を広げる
県内の大学とあわせて、通学可能な専門学校も見学すると、自分に合う学び方を比べやすくなります。見学では、次の3点を質問してみてください。
- どのような施設で、いつから実習を行うか
- 実技や苦手科目でつまずいたとき、どんな指導を受けられるか
- 就職先の選び方や面接について相談できるか
東京医学技術専門学校の歯科衛生士科Ⅰ部(昼間部)では、2年次1月から3年次11月にかけて臨床・臨地実習を実施し、東京科学大学や三井記念病院などを実習先として紹介しています。
国家試験対策では、独自の出題傾向分析、特別集中講義、不得意科目の分析と少人数制の補講を行っています。公式サイトに掲載する国家試験合格率100%は、2022年度実績です。
合格率は対象年度や受験者数まで確認し、数字と指導内容をセットで比較しましょう。また、実習先と卒業生の就職先は区別して見る必要があります。
社会人の方には、18時から授業が始まる歯科衛生士科Ⅱ部(夜間部)も選択肢になります。勤務との両立を検討する際は、実習の時間帯や自習時間も含めて相談してください。
本校の歯科衛生士科が学ぶ第2校舎は、JR総武線・両国駅西口から徒歩4分です。埼玉から通う場合は、自宅や勤務先からの移動、乗り換え、帰宅時刻まで確認しましょう。アクセス
埼玉から歯科衛生士を目指す進路を具体化しよう
大学で研究や幅広い教養を深める道と、3年制専門学校で実践力を積み上げ、早期の就職を目指す道。どちらが合うかは、学びたい内容と生活条件によって変わります。
まずは候補校の資料を取り寄せ、学費、実習、国家試験対策、通学時間を同じ項目で比較してください。そのうえで見学すると、資料だけでは分からない指導の雰囲気や、相談のしやすさを確かめられます。
東京医学技術専門学校でも、学習内容や勤務との両立について相談できます。高校生と保護者の方も、学び直しを考える社会人の方も、具体的な希望を持って進路相談を活用してください。
よくある質問(Q&A)
Q1.埼玉県内で歯科衛生士を目指せる大学はありますか?
埼玉県立大学の保健医療福祉学部健康開発学科口腔保健科学専攻があります。4年制の養成課程で、卒業要件を満たすことで歯科衛生士国家試験の受験資格を取得できます。
Q2.明海大学では埼玉県内で歯科衛生士を目指せますか?
歯科衛生士を養成する保健医療学部口腔保健学科は、千葉県の浦安キャンパスにあります。埼玉県坂戸市のキャンパスと混同せず、学部・学科ごとの所在地を確認してください。
Q3.大学と専門学校では取得する歯科衛生士免許が違いますか?
取得する歯科衛生士免許は同じです。指定された養成課程を修了し、国家試験に合格して免許を取得します。学校選びでは、在学期間、研究や実習の内容、卒業後の希望を比較しましょう。
Q4.大学を卒業したほうが就職や給与で有利ですか?
採用先の募集条件や給与規定によって異なります。希望する職場の求人で、学歴による初任給の違い、担当業務、研修制度を確認してください。学校種別だけで就職後の待遇が決まるわけではありません。
Q5.社会人でも働きながら歯科衛生士を目指せますか?
東京医学技術専門学校には、18時から授業が始まる3年制の歯科衛生士科Ⅱ部(夜間部)があります。通学時間、勤務時間、実習予定、自習時間を組み合わせ、継続できる生活計画を学校と相談しましょう。
「よくある質問」https://www.tokyo-igaku.com/faq/
東京医学技術専門学校で叶える「質の高い医療人」への道
東京都墨田区にある東京医学技術専門学校(東医専)では、最短3年で一生モノの国家資格を手にし、希望のキャリアを築くための万全の環境を整えています。半世紀以上にわたり医療人を育成してきた本校ならではの、4つの強みをご紹介します。
1. 圧倒的な国家試験合格率と、手厚い少人数制サポート
両学科ともに、独自の緻密な傾向分析と特別集中講義を実施。一人ひとりの習熟度に合わせた少人数制の補講を徹底することで、高い国家試験合格率を誇ります。学生の不安に寄り添い、教員陣が一丸となって合格まで導きます。
2. プロ仕様の最新設備と、多彩な現場を経験できる臨地実習
学内の段階から現場感覚を養うため、それぞれの専門性を高める設備を完備しています。
- 臨床検査技師科(第1校舎): 実際の病院の検査室と同様の各種最新分析機器をはじめ、顕微鏡や超音波(エコー)画像診断装置などを豊富に備えています。
- 歯科衛生士科(第2校舎): 実際の歯科医院と変わらない、歯科診療ユニットを完備しています。
さらに臨地実習先は、最先端の医療を学べる大学病院や総合病院、地域密着型のクリニックなど多様に用意されており、どこに行っても通用する高い実践力が身につきます。
3. あなたのライフスタイルを守る「昼間部」と「夜間部」の選べる体制
東京医学技術専門学校の最大の強みは、臨床検査技師科・歯科衛生士科のすべての学科で「Ⅰ部(昼間部)」と「Ⅱ部(夜間部)」を自由に選択できる点です。
- Ⅰ部(昼間部・3年制): 歯科衛生士科はお昼過ぎ、臨床検査技師科は夕方には学校が終わるため、放課後は自分のプライベートやアルバイト、予習・復習の時間としてゆったりと両立できます。
「歯科衛生士科Ⅰ部 (昼間部)」https://www.tokyo-igaku.com/eiseishi_day/
「臨床検査技師科Ⅰ部 (昼間部)」https://www.tokyo-igaku.com/rinken_day/
- Ⅱ部(夜間部・3年制): 18:00からの授業で、昼間に医療機関の助手などとして働きながら通うことができるため、自力で学費を抑えながら進学したい社会人や高校生に最適の環境です。
「歯科衛生士科Ⅱ部 (夜間部)」https://www.tokyo-igaku.com/eiseishi_night/
「臨床検査技師科Ⅱ部 (夜間部)」https://www.tokyo-igaku.com/rinken_night/
2つの医療系学科が併設されているため、学校全体が医療資格取得に向けた前向きな活気に満ちており、学科の垣根を越えて良い刺激を受け合えるのも総合医療専門学校ならではの魅力です。
4. 両国駅から徒歩数分の好アクセス&安心の学習サポート
東医専は、JR総武線・都営大江戸線の「両国駅」から徒歩数分というバツグンの好立地にあります。
- 第1校舎(臨床検査技師科):〒130-0015 東京都墨田区横網1-10-8
- 第2校舎(歯科衛生士科):〒130-0026 東京都墨田区両国1-10-5
「アクセス」https://www.tokyo-igaku.com/access/
まとめ
「医療に貢献したい」「一生モノの国家資格を手に入れたい」と考えているなら、まずは最初の一歩を踏み出してみませんか?
東京医学技術専門学校では、個別の進路相談や学校の雰囲気を肌で感じられるイベントを随時開催しています。
詳しい学校案内やカリキュラム、学費データがわかる資料を無料でお届け
「資料請求」https://www.tokyo-igaku.com/documentrequest/
- 実際の学校の雰囲気や最新の設備を、あなたの目で確かめてみませんか?
Ⅰ部(昼間部)・Ⅱ部(夜間部)のオープンキャンパスを随時開催しています。進路変更に関する個別のご相談も、専門の教員が親身にお答えします。
「オープンキャンパス」https://www.tokyo-igaku.com/opencampus/
「個別相談会」https://www.tokyo-igaku.com/consultation-meeting/
執筆・監修:東京医学技術専門学校 教員チーム
本記事は、当校の臨床検査技師科(Ⅰ部・Ⅱ部)および歯科衛生士科(Ⅰ部・Ⅱ部)の教員一同によって執筆・編集されました。
医療・歯科医療の現場および教育現場での豊富な指導経験に基づき、最新の国家試験傾向や業界の動向を反映した正確な情報の提供に努めています。
チーム構成: 臨床検査技師科、歯科衛生士科の教員