2026.10.23

歯科衛生士の大学学費はいくら?短期大学・専門学校の総額を比較

「歯科衛生士を大学で目指すと、学費はいくらかかる?」「短期大学や専門学校のほうが安い?」「4年間と3年間では、実際にどのくらい違う?」。

歯科衛生士を目指せる進学先には、4年制大学、3年制短期大学、3年制専門学校などがあります。どの学校でも国家資格取得を目指せますが、卒業までの学費は、学校の種類や国公立・私立の違いによって大きく変わります。

実際、現在公表されている学費を比べても、4年制大学で約285万円の例から約492万円の例まであり、3年制短期大学・専門学校でも学校ごとに差があります。(※1~4)

この記事では、歯科衛生士を目指せる大学・短期大学・専門学校の学費を具体例で比較し、授業料以外に必要な費用や学費支援、進学先の選び方まで解説します。


歯科衛生士を目指す大学の学費とは?

歯科衛生士を目指す大学の学費とは、入学金・授業料・施設費など、4年間の養成課程で資格取得を目指すために学校へ支払う費用です。

大学では歯科衛生士に必要な専門科目・実習だけでなく、一般教養や研究なども学びます。

一方、歯科衛生士になるために必ず4年制大学へ進む必要はありません。専門学校や短期大学など、3年以上の指定養成課程を修了すれば国家試験の受験資格を取得できます。(※5)


歯科衛生士の大学学費はいくら?国立・私立で比較

大学の学費は「大学なら○万円」と一律に決まっているわけではありません。

国立大学か私立大学か、施設費や教育充実費が設定されているかによって総額は大きく変わります。

国立大学の例|東京科学大学は4年間で約285万円

東京科学大学の医歯学系学部では、現在の学費は入学料282,000円、授業料年額642,960円です。(※1)

4年間、現在の授業料が変わらないと仮定すると、

  • 入学料:282,000円
  • 授業料:642,960円×4年間
  • 合計:2,853,840円

となります。

これは入学料と授業料の計算であり、教材費、実習関連費、通学費などは別に考える必要があります。

私立大学の例|明海大学は4年間で約492万円

明海大学保健医療学部口腔保健学科では、現在公表されている4年間の学費・諸会費等の総額は4,924,300円です。(※2)

内訳には入学金、授業料、施設維持費、教育充実費、諸会費などが含まれます。

なお、教材や実験・実習で使用する指定器具・材料費などは含まれていません。

このように、同じ4年制大学でも200万円以上の差が生じるケースがあります。


歯科衛生士の短期大学の学費はいくら?

歯科衛生士を目指せる短期大学では、現在3年制の課程が一般的です。

たとえば鶴見大学短期大学部歯科衛生科は3年制で、現在公表されている学納金は、

  • 初年度:1,420,000円
  • 2年目以降:年間1,070,000円

です。(※3)

現在の金額で3年間を計算すると、学納金は合計3,560,000円となります。別途、諸費が必要です。

また、東京歯科大学短期大学では、歯科衛生学科の初年度学納金が1,450,000円で、教科書・ユニフォーム代などが3年間で約50~60万円必要と案内されています。(※4)

「短期大学だから必ず専門学校より安い」とは限らない点に注意しましょう。


大学・短期大学・専門学校の学費を比較

現在公表されている学校の具体例を並べると、次のようになります。

学校種学校例修業年限公表されている学費の目安
国立大学東京科学大学4年約285.4万円※
私立大学明海大学4年約492.4万円
短期大学鶴見大学短期大学部3年約356万円
専門学校東医技専 歯科衛生士科Ⅰ部(昼間部)3年320万円
専門学校東医技専 歯科衛生士科Ⅱ部(夜間部)3年260万円

※東京科学大学は現在の入学料・授業料を4年間変更なしとして計算。
※各校で教材費、実習用品、保険料、国家試験受験料など別途費用が発生する場合があります。

この表は「大学・短期大学・専門学校の平均額」ではなく、実際に公表されている学校の比較例です。

学校による差が大きいため、志望校を比較するときは「大学だから高い」「専門学校だから安い」と決めつけず、卒業までの総額を確認してください。


学費比較では「授業料以外の費用」も確認しよう

パンフレットで学費を見るとき、授業料だけを比較するのはおすすめできません。

歯科衛生士養成校では、次のような費用が別途必要になる場合があります。

  • 教科書・教材費
  • 歯科実習器具・ユニフォーム代
  • 学生保険料
  • 臨地・臨床実習の交通費
  • ワクチン・抗体検査関連費
  • 国家試験受験料
  • 通学定期代
  • 一人暮らしをする場合の生活費

特に実習器具や教材の扱いは学校によって違います。

「3年間・4年間で学校へ支払う総額はいくらですか?」と確認することが、学費比較の基本です。


4年制大学と3年制学校は「1年間の差」も考える

大学と専門学校・短期大学を比較するとき、学費以外に見落としやすいのが修業年限です。

4年制大学なら原則4年後、3年制専門学校・短期大学なら最短3年後に国家試験を受験して就職を目指します。

つまり3年制なら、順調に進めば4年制大学より1年早く歯科衛生士として働き始められることになります。

これは「3年制のほうが必ず得」という意味ではありません。

大学には、

  • 4年間かけて幅広く学べる
  • 一般教養や研究にも取り組める
  • 学士の学位取得を目指せる

というメリットがあります。

一方、「できるだけ早く資格を取りたい」「実技・国家試験・就職に集中したい」という方には3年制専門学校が合う可能性があります。


学費が心配なら奨学金・授業料減免も確認

大学・短期大学・専門学校はいずれも、条件を満たせば高等教育の修学支援新制度の対象になる場合があります。

同制度では、対象となる学校・学生について授業料・入学金の減免と返還不要の給付型奨学金による支援が行われます。(※6)

2025年度からは、多子世帯の学生について所得制限なく、国が定める上限まで授業料・入学金を減免する制度も実施されています。

ほかにも、

  • JASSOの貸与型奨学金
  • 学校独自の奨学金
  • 入学金減免
  • 学費の分納制度

などがあります。

支援制度には条件があるため、「使える前提」で学費を計算するのではなく、対象資格を確認してから資金計画を立てましょう。


専門学校で歯科衛生士を目指すメリット

3年制専門学校の特徴は、資格取得に必要な専門知識・実技・臨地・臨床実習、国家試験対策を集中的に学べることです。

学費を比較するときも、金額だけではなく、

  1. 実習先が充実しているか
  2. 国家試験の模擬試験・補習があるか
  3. 就職指導を受けられるか
  4. 卒業まで無理なく通えるか

まで確認してください。

安くても希望する教育やサポートを受けられなければ、納得できる学校選びにはなりません。


読者からのよくある質問(Q&A)

Q.歯科衛生士は大学と専門学校で資格が変わりますか?

A.歯科衛生士国家資格そのものに大学卒・専門学校卒という違いはありません。

指定された養成課程を修了し、国家試験に合格して免許取得を目指す流れは共通です。(※5)

Q.歯科衛生士の大学は4年間で500万円くらい必要ですか?

A.学校によって大きく異なります。

現在の例では、東京科学大学の入学料・授業料を4年間で計算すると約285万円、明海大学保健医療学部は諸会費等を含めて約492万円です。(※1・2)

Q.短期大学なら学費は安くなりますか?

A.必ずしも専門学校より安くなるわけではありません。

3年間の学費が300万円台後半になる短期大学もあり、教材費などを含めればさらに負担が増える場合があります。学校ごとの総額を比較しましょう。

Q.学費だけで専門学校を選んでも大丈夫ですか?

A.学費は重要ですが、国家試験対策・実習・就職支援も確認してください。

歯科衛生士資格を取得して就職することまで考えると、3年間の教育内容も同じくらい重要です。

「よくある質問」https://www.tokyo-igaku.com/faq/


東京医学技術専門学校の歯科衛生士科は3年間でいくら?

東京医学技術専門学校(東医技専)では、歯科衛生士科Ⅰ部(昼間部)・歯科衛生士科Ⅱ部(夜間部)をともに3年制で設置しています。

2027年度の学納金は次のとおりです。(※7)

学科1年次2年次3年次3年間合計
歯科衛生士科Ⅰ部(昼間部)120万円100万円100万円320万円
歯科衛生士科Ⅱ部(夜間部)100万円80万円80万円260万円

学納金には入学金、授業料、実習費、施設維持費が含まれます。

別途、教科書・教材費・学生保険料・イベント費などが**3年間で約30万円(前年度入学者実績)**必要で、ワクチン接種料、国家試験受験料なども別途かかります。

Ⅰ部(昼間部)とⅡ部(夜間部)で60万円の差

2027年度学納金では、

320万円-260万円=60万円

となり、歯科衛生士科Ⅱ部(夜間部)のほうが3年間の学納金を60万円抑えられます。

ただし、学費だけで決めるのではなく、生活スタイルに合うかを確認することも重要です。

通常授業時間は、

  • 歯科衛生士科Ⅰ部(昼間部):9:00~14:00
  • 歯科衛生士科Ⅱ部(夜間部):18:00~21:10

です。

高校卒業後に日中しっかり学びたい方、社会人として日中の仕事を続けたい方など、それぞれの生活に合わせて選択できます。

学費支援制度も用意

東医技専では2027年度、オープンキャンパスまたは個別相談への参加など所定の条件を満たす方に、AO入試・推薦入試の受験料減免や入学金減免制度を設けています。(※8)

また、在学中の学業態度・成績優秀者を対象とする返済不要の「田島奨学金」では、最優秀賞20万円、優秀賞10万円、優等賞5万円を給付します。

条件を満たす学生は、高等教育の修学支援新制度なども利用できます。

国家試験対策は定期的に複数回、模擬試験を実施

費用と同時に確認したいのが、資格取得までの支援です。

東医技専では3年次から年間を通して定期的に複数回、模擬試験を実施。結果に合わせた個別・少人数制の補習や、国家試験直前の集中講義も行っています。(※9)

公式サイトでは歯科衛生士科の就職実績を毎年100%と公表しており、就職先の一例としてパール小児歯科、笠原歯科、千葉総合歯科稲毛矯正歯科・予防クリニック、後楽園デンタルオフィスなどを掲載しています。

歯科衛生士科はJR両国駅から徒歩4分

歯科衛生士科Ⅰ部(昼間部)・Ⅱ部(夜間部)が学ぶ第2校舎は、JR総武線「両国駅」西口から徒歩4分です。(※10)

第2校舎(歯科衛生士科Ⅰ部(昼間部)・Ⅱ部(夜間部))
〒130-0026 東京都墨田区両国1-10-5

※第1校舎(〒130-0015 東京都墨田区横網1-10-8)は臨床検査技師科の校舎です。


歯科衛生士の学費は「卒業までの総額」で比較しよう

歯科衛生士を目指せる学校の学費は、大学・短期大学・専門学校という学校種だけでは決まりません。

4年制大学でも国立と私立では大きな差があり、3年制短期大学や専門学校も学校によって費用は異なります。

進学先を比較するときは、

  • 卒業までの学費総額
  • 教材・実習費などの追加費用
  • 修業年限
  • 奨学金・減免制度
  • 国家試験対策
  • 実習・就職支援

まで確認してください。

4年間幅広く学びたいなら大学、最短3年間で資格取得と就職を目指したいなら3年制専門学校という考え方もできます。


東京医学技術専門学校で叶える「質の高い医療人」への道

東京都墨田区にある東京医学技術専門学校(東医専)では、最短3年で一生モノの国家資格を手にし、希望のキャリアを築くための万全の環境を整えています。半世紀以上にわたり医療人を育成してきた本校ならではの、4つの強みをご紹介します。

1. 高い国家試験合格率と、手厚い少人数制サポート

両学科ともに、独自の緻密な傾向分析と特別集中講義を実施。一人ひとりの習熟度に合わせた少人数制の補講を徹底することで、高い国家試験合格率を誇ります。学生の不安に寄り添い、教員陣が一丸となって合格まで導きます。

2. プロ仕様の設備と、多彩な現場を経験できる臨地実習

学内の段階から現場感覚を養うため、それぞれの専門性を高める設備を完備しています。

  • 臨床検査技師科(第1校舎): 実際の病院の検査室と同様の各種最新分析機器をはじめ、顕微鏡や超音波(エコー)画像診断装置などを豊富に備えています。
  • 歯科衛生士科(第2校舎): 実際の歯科医院と変わらない、歯科診療ユニットを完備しています。

さらに臨地実習先は、最先端の医療を学べる大学病院や総合病院、地域密着型のクリニックなど多様に用意されており、どこに行っても通用する高い実践力が身につきます。

3. あなたのライフスタイルを守る「昼間部」と「夜間部」の選べる体制

東京医学技術専門学校の最大の強みは、臨床検査技師科・歯科衛生士科のすべての学科で「Ⅰ部(昼間部)」と「Ⅱ部(夜間部)」を自由に選択できる点です。

  • Ⅰ部(昼間部・3年制): 歯科衛生士科はお昼過ぎ、臨床検査技師科は夕方には学校が終わるため、放課後は自分のプライベートやアルバイト、予習・復習の時間としてゆったりと両立できます。

「歯科衛生士科Ⅰ部 (昼間部)」https://www.tokyo-igaku.com/eiseishi_day/
「臨床検査技師科Ⅰ部 (昼間部)」https://www.tokyo-igaku.com/rinken_day/

  • Ⅱ部(夜間部・3年制): 18:00からの授業で、昼間に医療機関の助手などとして働きながら通うことができるため、自力で学費を抑えながら進学したい社会人や高校生に最適の環境です。

「歯科衛生士科Ⅱ部 (夜間部)」https://www.tokyo-igaku.com/eiseishi_night/
「臨床検査技師科Ⅱ部 (夜間部)」https://www.tokyo-igaku.com/rinken_night/

2つの医療系学科が併設されているため、学校全体が医療資格取得に向けた前向きな活気に満ちており、学科の垣根を越えて良い刺激を受け合えるのも総合医療専門学校ならではの魅力です。

4. 両国駅から徒歩数分の好アクセス&安心の学習サポート

東医専は、JR総武線・都営大江戸線の「両国駅」から徒歩数分というバツグンの好立地にあります。

  • 第1校舎(臨床検査技師科):〒130-0015 東京都墨田区横網1-10-8
  • 第2校舎(歯科衛生士科):〒130-0026 東京都墨田区両国1-10-5

「アクセス」https://www.tokyo-igaku.com/access/


まとめ

「医療に貢献したい」「一生モノの国家資格を手に入れたい」と考えているなら、まずは最初の一歩を踏み出してみませんか?
東京医学技術専門学校では、個別の進路相談や学校の雰囲気を肌で感じられるイベントを随時開催しています。

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「資料請求」https://www.tokyo-igaku.com/documentrequest/

  • 実際の学校の雰囲気や最新の設備を、あなたの目で確かめてみませんか?
    Ⅰ部(昼間部)・Ⅱ部(夜間部)のオープンキャンパスを随時開催しています。進路変更に関する個別のご相談も、専門の教員が親身にお答えします。

「オープンキャンパス」https://www.tokyo-igaku.com/opencampus/

「個別相談会」https://www.tokyo-igaku.com/consultation-meeting/

執筆・監修:東京医学技術専門学校 教員チーム

本記事は、当校の臨床検査技師科(Ⅰ部・Ⅱ部)および歯科衛生士科(Ⅰ部・Ⅱ部)の教員一同によって執筆・編集されました。

医療・歯科医療の現場および教育現場での豊富な指導経験に基づき、最新の国家試験傾向や業界の動向を反映した正確な情報の提供に努めています。

チーム構成: 臨床検査技師科、歯科衛生士科の教員


学校情報
・学校名: 東京医学技術専門学校
・設置学科: 臨床検査技師科、歯科衛生士科
・公式サイト: https://www.tokyo-igaku.com/


参考文献・出典

※1 東京科学大学「検定料・学費・入学金」
※2 明海大学「学部|学費・奨学金」
※3 鶴見大学・鶴見大学短期大学部「学納金 金額一覧」「歯科衛生科」
※4 東京歯科大学短期大学「学納金」
※5 日本歯科衛生士会「歯科衛生士養成学校」
※6 文部科学省「高等教育の修学支援新制度」
※7 東京医学技術専門学校「歯科衛生士科 2027年度 入学案内」
※8 東京医学技術専門学校「2027年度 学費支援制度/奨学金」
※9 東京医学技術専門学校「歯科衛生士科 国家試験・就職活動」
※10 東京医学技術専門学校「アクセス」

※掲載情報は2026年10月20日時点で確認できる公表情報を基にしています。学費、諸経費、奨学金・減免制度等は入学年度によって変更される場合があります。

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