歯科衛生士の入試科目は?受験勉強・面接対策をわかりやすく解説

「歯科衛生士の専門学校を受けたいけれど、入試科目は何?」「国語や生物の勉強は必要?」「面接だけの学校なら、受験勉強はしなくてもいい?」。

歯科衛生士を目指す高校生にとって、入試科目は早めに確認しておきたいポイントです。

結論からいうと、**歯科衛生士専門学校の入試科目は学校・入試区分によって異なります。**書類選考と面接だけで選考する学校もあれば、国語、作文・小論文、基礎学力・適性検査などを課す学校もあります。

実際、2027年度入試でも「国語+面接」の学校や、「算数・国語・一般常識の適性テスト+面接」を行う学校がある一方、東京医学技術専門学校(東医技専)の歯科衛生士科では筆記試験を行わず、書類選考と個人面接で選考します。(※1~3)

この記事では、歯科衛生士専門学校で考えられる入試科目、受験勉強の進め方、面接・作文対策までわかりやすく解説します。


歯科衛生士専門学校の入試科目とは?

歯科衛生士専門学校の入試科目とは、入学希望者の基礎学力・志望意欲・適性などを確認する選考内容で、科目や方式は学校ごとに異なります。

「歯科衛生士の学校なら全国共通で生物の試験がある」といった決まりはありません。

まず確認すべきなのは、志望校の最新募集要項です。


歯科衛生士の入試では何が出る?主な試験の種類

歯科衛生士の入試では、大きく次のような選考があります。

選考内容主に確認されること
書類選考高校の調査書、志望理由など
面接志望動機、職業理解、学ぶ意欲、人柄
国語読解力、語彙力、文章理解など
作文・小論文自分の考えを筋道立てて書く力
適性・基礎学力検査国語・数学・一般常識など学校独自の内容

2027年度入試の例を見ると、東京都内の歯科衛生士専門学校でも、一般選抜で「国語(古文・漢文を除く)+面接」を行う学校があります。(※1)

また、一般入試で算数・国語・一般常識の適性テストと面接を実施する学校もあります。(※2)

つまり、「歯科衛生士の入試科目は○○」と一つに決めることはできません。

志望校を決めたら、「入試区分」と「選考方法」をセットで確認しましょう。


AO・総合型選抜は面接中心の学校が多い

AO入試や総合型選抜では、学力試験だけではなく、志望理由や学ぶ意欲を重視する選考が行われます。

たとえば東医技専の2027年度AO入試では、志望動機、学科・職業への理解度、目的意識や熱意などを総合的に評価するとしています。(※3)

そのため、AO入試だからといって「勉強しなくていい」と考えるのはおすすめできません。

必要なのは筆記試験対策とは別の準備です。

  • なぜ歯科衛生士になりたいのか
  • 歯科衛生士はどんな仕事か
  • なぜその学校を選んだのか
  • 入学後にどのように学びたいか
  • 将来どんな歯科衛生士になりたいか

を自分の言葉で説明できるようにしましょう。


歯科衛生士の受験勉強は何から始める?

1.最初に最新の募集要項を見る

受験勉強を始める前に、志望校の選考方法を確認します。

国語試験がない学校なのに国語の過去問題ばかり解いたり、面接重視なのに面接練習を直前まで始めなかったりすると、効率のよい対策になりません。

確認したいのは、

  • 入試区分
  • 出願資格
  • 筆記試験の有無
  • 試験科目
  • 面接形式
  • 小論文・作文の有無
  • 調査書の扱い
  • 過去問題の公開有無

です。

前年と同じとは限らないため、必ず自分が受験する年度の募集要項を確認してください。

2.国語があるなら「読解+要約」を意識する

国語が入試科目の場合、まず高校までの基礎を固めます。

特に意識したいのは、

  • 漢字・語彙
  • 接続語
  • 指示語
  • 長文読解
  • 文章の要点をまとめる力

です。

歯科衛生士は、入学後も教科書や資料を読み、患者さんへわかりやすく説明する力が必要になります。

単に問題を解くだけでなく、「この文章で最も重要なことは何か」を短く説明する練習も役立ちます。

3.作文・小論文は「型」を覚える

作文や小論文がある学校では、文章力だけでなく、自分の考えを整理して伝える力が見られます。

書きやすい基本構成は、

結論→理由→具体例→まとめ

です。

たとえば「医療職に必要だと思うこと」というテーマなら、

「医療職には相手の話を丁寧に聞く姿勢が必要だと考えます」
↓
「なぜなら~」
↓
「私は高校生活で~という経験をしました」
↓
「この経験を歯科衛生士として~に生かしたいです」

という流れで整理できます。

難しい言葉を使うより、質問に対して筋の通った文章を書くことを意識しましょう。

4.面接は回答を丸暗記しない

面接では模範回答を一字一句覚える必要はありません。

丸暗記すると、質問の表現が少し変わっただけで答えに詰まりやすくなります。

「歯科衛生士を目指したきっかけ」なら、

  1. きっかけ
  2. 仕事のどこに魅力を感じたか
  3. 将来どうなりたいか

という3点だけを覚え、自分の言葉で話す練習をしましょう。


歯科衛生士の入試に生物・化学は必要?

生物や化学が入試科目になるかは学校によって異なります。

少なくとも、すべての歯科衛生士専門学校で生物が必須というわけではありません。

ただし、入学後は人体や歯・口腔の構造、疾病などについて学びます。

2027年3月実施予定の第36回歯科衛生士国家試験でも、「人体の構造と機能」「歯・口腔の構造と機能」「疾病の成り立ち」などが試験分野に含まれています。(※4)

そのため、入試科目でなくても高校の生物などを復習しておくと、入学後の学習に入りやすくなります。

「文系だから無理」と考える必要はありませんが、理科の基礎を苦手なまま放置しないことは大切です。


高校1・2・3年生別|歯科衛生士の入試対策

時期やっておきたいこと
高校1年生歯科衛生士の仕事内容を知る、高校の基礎学力を固める
高校2年生オープンキャンパスへ行く、複数校の入試方式を比較する
高校3年生志望校を決める、募集要項確認、筆記・面接・作文対策を行う

高校1年生は普段の勉強を大切にする

まだ志望校が決まっていなくても問題ありません。

推薦入試などでは高校での成績や出席状況が出願条件に関わることがあります。

受験学年になってから過去の成績を変えることはできないため、定期試験や提出物を普段から大切にしておきましょう。

高校2年生は入試方式を比較する

同じ歯科衛生士専門学校でも、AO入試・推薦入試・一般入試では条件が異なります。

高校2年生のうちからオープンキャンパスへ参加すると、

「筆記試験がある学校」
「面接中心の学校」
「推薦条件がある学校」

などの違いを早めに把握できます。

高校3年生は志望校別の対策に切り替える

高校3年生になったら、広く勉強するだけではなく、志望校の選考方法に合わせます。

筆記試験があるなら過去問題や出題範囲を確認し、面接中心なら志望理由と学校研究に時間を使いましょう。


社会人の歯科衛生士入試対策

社会人入試では、学校によって作文・面接・基礎学力試験などが行われます。

東京都内でも、2027年度社会人入試で作文と面接を選考方法としている歯科衛生士専門学校があります。(※1)

社会人の場合は、

  • なぜ今キャリアチェンジするのか
  • 前職の経験をどう生かすのか
  • 3年間通学できる生活環境があるか
  • 学費・仕事との両立をどう考えているか

まで整理しておくことがポイントです。

高校卒業から時間が経っている場合、国語や計算などの基礎問題を一度解き、自分が忘れている分野を確認しておくと安心です。


専門学校は「入試の先」まで見て選ぶ

受験生にとっては、まず入試に合格することが大きな目標です。

しかし、歯科衛生士になるには、その後に3年以上の専門教育を受け、国家試験へ進む必要があります。

第36回歯科衛生士国家試験では、人体や口腔、臨床歯科医学、歯科予防処置論、歯科保健指導論、歯科診療補助論など9分野が試験科目として定められています。(※4)

学校選びでは「入試科目が少ないから」という理由だけではなく、

  • 入学後の授業サポート
  • 臨地・臨床実習
  • 国家試験の模擬試験
  • 苦手分野への補習
  • 就職支援

まで比べることが重要です。


読者からのよくある質問(Q&A)

Q.歯科衛生士専門学校の入試では生物が必須ですか?

A.必須とは限りません。

入試科目は学校ごとに異なり、国語を課す学校、適性検査を行う学校、筆記試験そのものがない学校もあります。まず志望校の募集要項を確認してください。

Q.筆記試験がない学校なら勉強しなくても大丈夫ですか?

A.そうではありません。

書類選考では高校での学習状況が資料になる場合があり、面接では志望理由や職業への理解を問われます。また、入学後は人体・口腔などの専門科目を学ぶため、高校までの基礎学力は役立ちます。

Q.面接では歯科衛生士の専門用語を覚える必要がありますか?

A.入学前から専門知識を完璧に覚える必要はありません。

まずは「歯科衛生士がどんな仕事をするのか」「なぜ自分が目指すのか」を説明できるようにしましょう。

Q.入試対策はいつから始めればいいですか?

A.高校1・2年生なら基礎学力と学校研究、高校3年生になったら志望校別の対策へ進むのが一つの流れです。

AO入試などは早い時期から動く場合があるため、オープンキャンパスへの参加は早めでも問題ありません。

「よくある質問」https://www.tokyo-igaku.com/faq/


東医技専の歯科衛生士科は筆記試験なし

東京医学技術専門学校(東医技専)では、歯科衛生士科Ⅰ部(昼間部)・Ⅱ部(夜間部)をともに3年制で設置しています。

2027年度の選考方法は、書類選考と個人面接で、筆記試験はありません。(※3)

AO入試・指定校推薦入試・高等学校推薦入試・一般入試があり、自分の条件に合った入試区分を検討できます。

面接は個人面接で10~15分程度

東医技専の公式FAQでは、面接は個別形式、10~15分程度、面接官2名と案内しています。(※5)

筆記試験がないからこそ、

  • なぜ歯科衛生士を目指すのか
  • なぜ東医技専を選んだのか
  • 入学後どのように学びたいのか

を整理しておくことが大切です。

AO入試では、志望動機や学科・職業への理解度、目的意識・熱意などを総合的に評価すると明記されています。(※3)

入試後は国家試験へ向けて定期的に行う模擬試験

入試で筆記試験がなくても、入学後の勉強は本格的です。

東医技専では、3年次から年間を通して定期的に行う模擬試験を実施し、結果に応じて個別・少人数制の補習を行います。3年次1月からは国家試験対策の集中講義も実施しています。(※6)

公式サイトでは、歯科衛生士科Ⅰ部(昼間部)・Ⅱ部(夜間部)の**2022年度国家試験合格率100%**を公表しています。(※7)

※100%は2022年度実績で、将来の合格を保証するものではありません。

実習を通して歯科衛生士の仕事を身につける

歯科衛生士科Ⅰ部(昼間部)では、校内実習に加えて、歯科診療所、保健センター、保育園、小学校、大学病院などで臨地・臨床実習を行っています。(※8)

受験勉強だけではわからない「実際に歯科衛生士として働くための力」を、3年間かけて身につけていきます。

歯科衛生士科はJR両国駅から徒歩4分

歯科衛生士科Ⅰ部(昼間部)・Ⅱ部(夜間部)が学ぶ第2校舎は、JR総武線「両国駅」西口から徒歩4分です。(※9)

第2校舎(歯科衛生士科Ⅰ部(昼間部)・Ⅱ部(夜間部))
〒130-0026 東京都墨田区両国1-10-5

オープンキャンパスや入試で来校する際は、開催校舎を事前に確認してください。


まとめ|歯科衛生士の入試科目は学校ごとに確認しよう

歯科衛生士専門学校の入試科目は全国共通ではありません。

国語、作文・小論文、適性検査、面接などを組み合わせる学校がある一方、東医技専のように筆記試験を行わず、書類選考と個人面接で選考する学校もあります。

受験対策で最初にすることは、参考書を買うことではなく、志望校の募集要項を確認することです。

そのうえで、

  1. 筆記試験があれば対象科目を勉強する
  2. 作文・小論文があれば文章を書く練習をする
  3. 面接では志望理由・職業理解を整理する
  4. 入学後に備えて高校の基礎学力も復習する

という順番で準備しましょう。


東京医学技術専門学校で叶える「質の高い医療人」への道

東京都墨田区にある東京医学技術専門学校(東医専)では、最短3年で一生モノの国家資格を手にし、希望のキャリアを築くための万全の環境を整えています。半世紀以上にわたり医療人を育成してきた本校ならではの、4つの強みをご紹介します。

1. 高い国家試験合格率と、少人数制サポート

両学科ともに、独自の緻密な傾向分析と特別集中講義を実施。一人ひとりの習熟度に合わせた少人数制の補講を徹底することで、高い国家試験合格率を誇ります。学生の不安に寄り添い、教員陣が一丸となって合格まで導きます。

2. プロ仕様の設備と、多彩な現場を経験できる臨地実習

学内の段階から現場感覚を養うため、それぞれの専門性を高める設備を完備しています。

  • 臨床検査技師科(第1校舎): 実際の病院の検査室と同様の各種分析機器をはじめ、顕微鏡や超音波(エコー)画像診断装置などを豊富に備えています。
  • 歯科衛生士科(第2校舎): 実際の歯科医院と変わらない、歯科診療ユニットを完備しています。

さらに臨地実習先は、最先端の医療を学べる大学病院や総合病院をはじめ、検査センター、地域密着型のクリニック、高齢者施設まで多様に用意されており、どこに行っても通用する高い実践力が身につきます。

3. あなたのライフスタイルを守る「昼間部」と「夜間部」の選べる体制

東京医学技術専門学校の最大の強みは、臨床検査技師科・歯科衛生士科のすべての学科で「Ⅰ部(昼間部)」と「Ⅱ部(夜間部)」を自由に選択できる点です。

  • Ⅰ部(昼間部・3年制): 歯科衛生士科はお昼過ぎ、臨床検査技師科は夕方には学校が終わるため、放課後は自分のプライベートやアルバイト、予習・復習の時間としてゆったりと両立できます。

「歯科衛生士科Ⅰ部 (昼間部)」https://www.tokyo-igaku.com/eiseishi_day/
「臨床検査技師科Ⅰ部 (昼間部)」https://www.tokyo-igaku.com/rinken_day/

  • Ⅱ部(夜間部・3年制): 18:00からの授業で、昼間に医療機関の助手などとして働きながら通うことができるため、自力で学費を抑えながら進学したい社会人や高校生に最適の環境です。

「歯科衛生士科Ⅱ部 (夜間部)」https://www.tokyo-igaku.com/eiseishi_night/
「臨床検査技師科Ⅱ部 (夜間部)」https://www.tokyo-igaku.com/rinken_night/

2つの医療系学科が併設されているため、学校全体が医療資格取得に向けた前向きな活気に満ちており、学科の垣根を越えて良い刺激を受け合えるのも総合医療専門学校ならではの魅力です。

4. 両国駅から徒歩数分の好アクセス&安心の学習サポート

東医専は、JR総武線・都営大江戸線の「両国駅」から徒歩数分というバツグンの好立地にあります。

  • 第1校舎(臨床検査技師科):〒130-0015 東京都墨田区横網1-10-8
  • 第2校舎(歯科衛生士科):〒130-0026 東京都墨田区両国1-10-5

「アクセス」https://www.tokyo-igaku.com/access/


まとめ

「医療に貢献したい」「一生モノの国家資格を手に入れたい」と考えているなら、まずは最初の一歩を踏み出してみませんか?
東京医学技術専門学校では、個別の進路相談や学校の雰囲気を肌で感じられるイベントを随時開催しています。

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「資料請求」https://www.tokyo-igaku.com/documentrequest/

  • 実際の学校の雰囲気や最新の設備を、あなたの目で確かめてみませんか?
    Ⅰ部(昼間部)・Ⅱ部(夜間部)のオープンキャンパスを随時開催しています。進路変更に関する個別のご相談も、専門の教員が親身にお答えします。

「オープンキャンパス」https://www.tokyo-igaku.com/opencampus/

「個別相談会」https://www.tokyo-igaku.com/consultation-meeting/

執筆・監修:東京医学技術専門学校 教員チーム

本記事は、当校の臨床検査技師科(Ⅰ部・Ⅱ部)および歯科衛生士科(Ⅰ部・Ⅱ部)の教員一同によって執筆・編集されました。

医療・歯科医療の現場および教育現場での豊富な指導経験に基づき、最新の国家試験傾向や業界の動向を反映した正確な情報の提供に努めています。

チーム構成: 臨床検査技師科、歯科衛生士科の教員


学校情報
・学校名: 東京医学技術専門学校
・設置学科: 臨床検査技師科、歯科衛生士科
・公式サイト: https://www.tokyo-igaku.com/


参考文献・出典

※1 東京歯科衛生専門学校「2027年度 募集要項・入試制度」
※2 早稲田医学院歯科衛生士専門学校「2027年度 募集要項」
※3 東京医学技術専門学校「歯科衛生士科 2027年度 入学案内」
※4 厚生労働省「第36回歯科衛生士国家試験の施行」
※5 東京医学技術専門学校「よくある質問」
※6 東京医学技術専門学校「歯科衛生士科 国家試験」
※7 東京医学技術専門学校「歯科衛生士科国家試験結果について」
※8 東京医学技術専門学校「歯科衛生士科Ⅰ部(昼間部)」
※9 東京医学技術専門学校「アクセス」

※掲載情報は2026年10月20日時点で確認できる公表情報を基にしています。入試科目・選考方法・出願資格等は年度によって変更される場合があります。

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