2026.10.23

歯科衛生士を目指す社会人が昼間部を選ぶには?仕事・学費・生活を解説

「社会人から歯科衛生士を目指したい。でも、学校はⅠ部(昼間部)とⅡ部(夜間部)のどちらがいい?」「仕事を辞めてⅠ部(昼間部)へ通うのは現実的?」。

社会人の進学では、授業時間だけでなく、収入、家事・育児、学費、実習、国家試験の勉強時間まで考える必要があります。

結論からいうと、**日中に通学できる生活環境があり、資格取得に集中する時間を確保したい社会人にはⅠ部(昼間部)が向いています。**一方、日中の仕事を継続する必要がある方はⅡ部(夜間部)も比較すべきです。

この記事では、社会人が歯科衛生士を目指すときにⅠ部(昼間部)を選ぶ判断基準、仕事・学費・家庭との両立方法、進学前に確認したいポイントを解説します。


社会人が歯科衛生士のⅠ部(昼間部)を選ぶとは?

社会人がⅠ部(昼間部)を選ぶとは、日中を学習の中心に置き、仕事や家庭の時間を調整しながら、3年間で歯科衛生士資格の取得を目指す学び方です。

歯科衛生士になるには、高校卒業後、専門学校・短期大学・大学などの歯科衛生士養成機関で3年以上学び、国家試験に合格する必要があります。(※1)

社会人経験があるからといって、養成課程を省略して国家試験を受けられるわけではありません。歯科助手として勤務している方も同様です。

だからこそ再進学では、「資格を取りたい」という気持ちだけでなく、3年間続けられる生活設計を先に考えることが重要です。


歯科衛生士を目指す社会人がⅠ部(昼間部)に向いている5つのケース

1.仕事を辞める・勤務時間を減らして学業を優先できる

フルタイム勤務を続けながら日中の授業へ通うのは難しいため、退職や勤務時間の短縮を予定している方はⅠ部(昼間部)を検討しやすくなります。

「3年間は資格取得を最優先にする」と決めている場合、日中に授業を受け、帰宅後や午後を復習に使える環境にはメリットがあります。

2.子どもが保育園・幼稚園・学校にいる時間を活用できる

子育て中の社会人にとって、夜に通学することが必ずしも最適とは限りません。

子どもを預けられる時間と授業時間が重なる場合は、むしろⅠ部(昼間部)のほうが家庭生活を組み立てやすいケースがあります。

東京医学技術専門学校(東医技専)でも、社会人が歯科衛生士科Ⅰ部(昼間部)を選ぶ理由として、子どもを保育園や幼稚園へ預けている時間に通学できることを挙げています。(※2)

3.夕方以降を家事や家族との時間に使いたい

社会人になると、勉強だけで一日が終わるわけではありません。

食事の準備、家事、育児、家族との時間など、夕方以降に必要な予定が多い方もいます。

授業が午後の早い時間に終わる学校なら、帰宅後の時間を確保しやすくなります。

4.ブランクがあるため勉強時間をしっかり取りたい

高校卒業から時間が経っている方は、「授業についていけるだろうか」と不安を感じることがあります。

解剖学や生理学など初めて学ぶ専門科目も多いため、授業を受けるだけでなく、復習する時間も必要です。

そのため、日中に授業を受け、午後に復習できる生活は、学び直しをする社会人とも相性があります。

5.短期間で資格取得に集中したい

歯科衛生士の養成課程は3年以上です。(※1)

4年制大学ではなく3年制専門学校を選べば、最短3年間で国家試験受験資格を取得し、歯科衛生士として働き始めることを目指せます。

キャリアチェンジの時期をできるだけ早めたい社会人にとって、3年間という期間は重要な判断材料になります。


Ⅰ部(昼間部)とⅡ部(夜間部)はどちらを選ぶ?

社会人だから必ずⅡ部(夜間部)というわけではありません。

判断するときは「現在働いているか」だけでなく、3年間どのような生活を送りたいかを考えます。

比較したい点Ⅰ部(昼間部)が合いやすい人Ⅱ部(夜間部)が合いやすい人
仕事退職・短時間勤務などを検討できる日中の仕事を続けたい
学習日中に集中して学びたい夜に授業時間を確保できる
家庭夕方以降を家庭に使いたい夜の通学について家庭の協力が得られる
収入貯蓄・支援制度などで調整できる学びながら収入を確保したい
生活リズム朝~昼に活動しやすい日中の勤務と夜の学習を両立できる

夜に働いている方や子育ての都合によっては、Ⅰ部(昼間部)のほうが合う場合もあります。

重要なのは、「社会人=Ⅱ部(夜間部)」と最初から決めないことです。


社会人がⅠ部(昼間部)を選ぶ前に確認したい3つのこと

生活費を含めて3年間の資金計画を立てる

仕事を辞めたり勤務時間を減らしたりする場合、学費だけでなく収入減も考える必要があります。

計算したいのは、

  • 学校へ納める学費
  • 教材・実習関連費
  • 通学費
  • 家賃・生活費
  • 育児費
  • アルバイトなどで得られる収入
  • 奨学金・給付制度

です。

「学費を払えるか」だけではなく、3年間の生活を続けられるかを基準に考えましょう。

実習期間の時間帯を必ず確認する

通常授業が午後早く終わる学校でも、臨地・臨床実習は通常の時間割と異なる場合があります。

仕事や保育園のお迎え時間に影響する可能性があるため、

「実習は何時から何時までですか?」
「何年次から始まりますか?」
「実習先は自宅からどの程度の範囲ですか?」

まで入学前に確認してください。

家族・勤務先と早めに話し合う

社会人の再進学は本人だけの予定変更では済まない場合があります。

家族に家事・育児を協力してもらう、勤務先に勤務日数を相談するなど、周囲との調整が必要です。

オープンキャンパスや個別相談へ家族と一緒に参加し、実際の時間割や学費を共有する方法もあります。


社会人が歯科衛生士の専門学校で学ぶメリット

歯科衛生士は独学だけで取得できる資格ではありません。指定された養成機関で必要な教育を受け、国家試験受験資格を得る必要があります。(※1)

3年制専門学校には、資格取得に必要な専門知識・実技・臨地実習・国家試験対策を3年間で集中的に学べるという特徴があります。

また、社会人には学生時代とは違う強みがあります。

仕事で身につけた報告・連絡・相談、時間管理、人との接し方、責任感などは、患者さんや医療スタッフと関わるうえでも生かせます。

2024年末の就業歯科衛生士数は全国で149,579人で、前回調査の2022年末より4,396人増えています。(※3)

年齢だけで進学を諦めるのではなく、卒業後にどのような働き方をしたいかまで考えて学校を選ぶことが大切です。


読者からのよくある質問(Q&A)

Q.30代・40代からでも歯科衛生士を目指せますか?

A.年齢だけを理由に諦める必要はありません。

社会人や既卒者を受け入れている学校があります。進学時には年齢よりも、3年間の学費・生活・勉強時間を確保できるかを具体的に考えましょう。

Q.社会人ならⅡ部(夜間部)のほうがいいですか?

A.必ずしもそうではありません。

日中の仕事を続ける方にはⅡ部(夜間部)が適していますが、退職して勉強に集中する方、子どもを預けている時間に通いたい方などはⅠ部(昼間部)が合う場合があります。

Q.Ⅰ部(昼間部)でもアルバイトはできますか?

A.授業外の時間にアルバイトをすることは可能ですが、実習や試験との両立を考える必要があります。

入学前から週5日勤務を前提にせず、まず授業・復習・実習に必要な時間を確認したうえで勤務日数を決めるほうが安心です。

Q.社会人が使える学費支援制度はありますか?

A.条件を満たせば専門実践教育訓練給付金を利用できる場合があります。

同制度では、教育訓練経費の50%が基本となり、資格取得・就職などの要件を満たすと70%、さらに一定の賃金上昇要件まで満たす場合は最大80%まで追加給付の対象となります。(※4)受給資格は個人によって異なるため、必ずハローワークで確認してください。

「よくある質問」https://www.tokyo-igaku.com/faq/


社会人がⅠ部(昼間部)で学ぶなら東京医学技術専門学校

東京医学技術専門学校(東医技専)の歯科衛生士科Ⅰ部(昼間部)は3年制、通常授業は9:00~14:00です。(※2)

東医技専では、社会人・大学生・短大生・既卒者向けの専用ページを設け、歯科衛生士科Ⅰ部(昼間部)を社会人の進学先として案内しています。

14時終了だから、午後を復習・家事・アルバイトに使える

歯科衛生士科Ⅰ部(昼間部)の大きな特徴は、通常授業が14時までであることです。

午後に、

  • 学校に残って復習する
  • アルバイトをする
  • 買い物や家事を済ませる
  • 子どものお迎えに行く

など、自分の生活に合わせた時間を組み立てやすくなります。

実際に東医技専の歯科衛生士科Ⅰ部(昼間部)で学ぶ社会人学生からも、14時に授業が終わるため、自習や家事の時間を確保しやすいという声が紹介されています。(※2)

3年間の学納金は320万円

2027年度の歯科衛生士科Ⅰ部(昼間部)の学納金は、入学金を含め3年間で320万円です。(※5)

このほか、教科書・教材費・学生保険料・イベント費などが3年間で約30万円(前年度入学者実績)、ワクチン接種料、国家試験受験料などが別途必要です。

社会人の場合は、学費だけでなく収入が減る期間も含めて資金計画を立ててください。

専門実践教育訓練給付金の対象

東医技専の歯科衛生士科では、専門実践教育訓練給付金を利用できる場合があります。(※2)

制度上、一定の要件を満たした場合は教育訓練経費の最大80%まで給付対象となります。ただし、80%が入学時に一括で支給される制度ではなく、対象となる経費や追加給付の条件もあります。(※4)

進学費用の計画を立てる際は、学校の個別相談に加え、住所地を管轄するハローワークで受給資格を確認しましょう。

国家試験に向けて定期的に行う模擬試験

東医技専では、3年次から独自に分析した国家試験の傾向をもとに年間を通して定期的に模擬試験を行います。

模試で弱点を把握し、個別または少人数制の補習を実施。3年次の1月からは国家試験対策の集中講義を行います。(※6)

社会人の場合、「久しぶりの勉強についていけるか」という不安を感じやすいからこそ、入学前には合格率だけでなく、苦手分野をどう支援してくれるのかまで確認しておきたいところです。

幅広い臨地・臨床実習で現場を経験

歯科衛生士科Ⅰ部(昼間部)では、歯科診療所、大学病院、保健センター、保育園、小学校などで臨地・臨床実習を行っています。(※7)

主な実習先として、東京科学大学、三井記念病院、地域の歯科クリニックなどが紹介されています。

前職で培ったコミュニケーション力や社会人としての経験を生かしながら、新しく歯科医療の専門技術を身につけていきます。

JR両国駅から徒歩4分。毎日の通学もしやすい

歯科衛生士科Ⅰ部(昼間部)が学ぶ第2校舎は、JR総武線「両国駅」西口から徒歩4分です。(※8)

第2校舎(歯科衛生士科Ⅰ部(昼間部)・Ⅱ部(夜間部))
〒130-0026 東京都墨田区両国1-10-5

社会人の再進学では、片道10分・20分の違いも3年間積み重なります。自宅から学校、学校から保育園や勤務先など、実際の移動時間まで確認しておきましょう。


まとめ|社会人だからこそ「Ⅰ部(昼間部)」も比較しよう

社会人から歯科衛生士を目指すと、「仕事を続けるならⅡ部(夜間部)」というイメージを持ちやすいかもしれません。

しかし、退職や勤務時間の調整ができる方、子どもを預けている時間に通いたい方、夕方以降を家庭に使いたい方、資格取得に集中したい方には、Ⅰ部(昼間部)が合う可能性があります。

大切なのは、授業時間だけでなく、実習・復習・家事・仕事・学費まで含めた3年間の生活を想像することです。


東京医学技術専門学校で叶える「質の高い医療人」への道

東京都墨田区にある東京医学技術専門学校(東医専)では、最短3年で一生モノの国家資格を手にし、希望のキャリアを築くための万全の環境を整えています。半世紀以上にわたり医療人を育成してきた本校ならではの、4つの強みをご紹介します。

1. 圧倒的な国家試験合格率と、手厚い少人数制サポート

両学科ともに、独自の緻密な傾向分析と特別集中講義を実施。一人ひとりの習熟度に合わせた少人数制の補講を徹底することで、高い国家試験合格率を誇ります。学生の不安に寄り添い、教員陣が一丸となって合格まで導きます。

2. プロ仕様の設備と、多彩な現場を経験できる臨地実習

学内の段階から現場感覚を養うため、それぞれの専門性を高める設備を完備しています。

  • 臨床検査技師科(第1校舎): 実際の病院の検査室と同様の各種最新分析機器をはじめ、顕微鏡や超音波(エコー)画像診断装置などを豊富に備えています。
  • 歯科衛生士科(第2校舎): 実際の歯科医院と変わらない、歯科診療ユニットを完備しています。

さらに臨地実習先は、最先端の医療を学べる大学病院や総合病院、地域密着型のクリニックなど多様に用意されており、どこに行っても通用する高い実践力が身につきます。

3. あなたのライフスタイルを守る「昼間部」と「夜間部」の選べる体制

東京医学技術専門学校の最大の強みは、臨床検査技師科・歯科衛生士科のすべての学科で「Ⅰ部(昼間部)」と「Ⅱ部(夜間部)」を自由に選択できる点です。

  • Ⅰ部(昼間部・3年制): 歯科衛生士科はお昼過ぎ、臨床検査技師科は夕方には学校が終わるため、放課後は自分のプライベートやアルバイト、予習・復習の時間としてゆったりと両立できます。

「歯科衛生士科Ⅰ部 (昼間部)」https://www.tokyo-igaku.com/eiseishi_day/
「臨床検査技師科Ⅰ部 (昼間部)」https://www.tokyo-igaku.com/rinken_day/

  • Ⅱ部(夜間部・3年制): 18:00からの授業で、昼間に医療機関の助手などとして働きながら通うことができるため、自力で学費を抑えながら進学したい社会人や高校生に最適の環境です。

「歯科衛生士科Ⅱ部 (夜間部)」https://www.tokyo-igaku.com/eiseishi_night/
「臨床検査技師科Ⅱ部 (夜間部)」https://www.tokyo-igaku.com/rinken_night/

2つの医療系学科が併設されているため、学校全体が医療資格取得に向けた前向きな活気に満ちており、学科の垣根を越えて良い刺激を受け合えるのも総合医療専門学校ならではの魅力です。

4. 両国駅から徒歩数分の好アクセス&安心の学習サポート

東医専は、JR総武線・都営大江戸線の「両国駅」から徒歩数分というバツグンの好立地にあります。

  • 第1校舎(臨床検査技師科):〒130-0015 東京都墨田区横網1-10-8
  • 第2校舎(歯科衛生士科):〒130-0026 東京都墨田区両国1-10-5

「アクセス」https://www.tokyo-igaku.com/access/


まとめ

「医療に貢献したい」「一生モノの国家資格を手に入れたい」と考えているなら、まずは最初の一歩を踏み出してみませんか?
東京医学技術専門学校では、個別の進路相談や学校の雰囲気を肌で感じられるイベントを随時開催しています。

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    Ⅰ部(昼間部)・Ⅱ部(夜間部)のオープンキャンパスを随時開催しています。進路変更に関する個別のご相談も、専門の教員が親身にお答えします。

「オープンキャンパス」https://www.tokyo-igaku.com/opencampus/

「個別相談会」https://www.tokyo-igaku.com/consultation-meeting/

執筆・監修:東京医学技術専門学校 教員チーム

本記事は、当校の臨床検査技師科(Ⅰ部・Ⅱ部)および歯科衛生士科(Ⅰ部・Ⅱ部)の教員一同によって執筆・編集されました。

医療・歯科医療の現場および教育現場での豊富な指導経験に基づき、最新の国家試験傾向や業界の動向を反映した正確な情報の提供に努めています。

チーム構成: 臨床検査技師科、歯科衛生士科の教員


学校情報
・学校名: 東京医学技術専門学校
・設置学科: 臨床検査技師科、歯科衛生士科
・公式サイト: https://www.tokyo-igaku.com/


参考文献・出典

※1 日本歯科衛生士会「歯科衛生士になるには?」
日本歯科衛生士会「歯科衛生士になるには?」

※2 東京医学技術専門学校「社会人・大学・短大の皆様へ」
東医技専「社会人・大学・短大の皆様へ」

※3 日本歯科衛生士会「就業者数(厚生労働省調べ)」
日本歯科衛生士会「就業者数」

※4 厚生労働省「Q&A~専門実践教育訓練給付金~」
厚生労働省「専門実践教育訓練給付金」

※5 東京医学技術専門学校「歯科衛生士科 2027年度 入学案内」
東医技専「歯科衛生士科 2027年度 入学案内」

※6 東京医学技術専門学校「歯科衛生士科 国家試験・就職活動」
東医技専「歯科衛生士科 国家試験・就職活動」

※7 東京医学技術専門学校「歯科衛生士科Ⅰ部(昼間部)」
東医技専「歯科衛生士科Ⅰ部(昼間部)」

※8 東京医学技術専門学校「アクセス」
東医技専「アクセス」

※掲載情報は2026年10月19日時点で確認できる公表情報を基にしています。学費、給付制度、実習内容、入試・カリキュラムなどは変更される場合があります。

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