臨床検査技師と細胞検査士のダブルライセンスとは?資格の違い・難易度・メリットをわかりやすく解説

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Contents
01. はじめに

02. 臨床検査技師とは?仕事内容と取得の流れ
03. 細胞検査士とは?資格の特徴と仕事の内容
04. 細胞検査士を取得するには?学び方と難易度
05. まとめ:臨床検査技師を目指すなら、まずはオープンキャンパスへ

はじめに

医療の現場では、さまざまな専門職がチームとして連携し、患者さんの命を支えています。
その中でも「臨床検査技師」と「細胞検査士」は、病気の早期発見や診断のために欠かせない存在です。

近年では、両方の資格を持つ「ダブルライセンス」を目指す人が増えています。
臨床検査技師として幅広い検査を行いながら、細胞検査士としてがんや感染症を早期に発見する高度なスキルを身につけることで、医療現場での信頼や専門性が大きく高まるからです。

この記事では、

・臨床検査技師と細胞検査士の違い

・ダブルライセンスの取得方法と難易度

・資格を活かした将来のキャリア

をわかりやすく紹介していきます。



臨床検査技師とは?仕事内容と取得の流れ

 臨床検査技師は、医師の診断や治療を支えるために、血液・尿・細胞・組織などを分析し、体の状態を数値や画像で示す専門職です。
仕事の内容は大きく分けて2種類あります。

検体検査

  • 血液・尿・便・細胞などを分析し、病気の兆候を数値で示す
  • 感染症やがん、生活習慣病などを早期発見する

生理学的検査

  • 超音波や心電図、脳波などを使い、体の働きを調べる
  • 患者さんと接する機会も多い

臨床検査技師になるには、専門学校または大学で3年以上学び、国家試験に合格する必要があります。

【臨床検査技師 国家試験の概要】

  • 受験資格:指定の学校・学科を卒業(見込み含む)
  • 合格率:70〜80%前後(年度により変動)
  • 試験範囲:微生物学・臨床化学・病理学・検査技術学など

臨床検査技師の学びは、知識を活かす分野であり、理系が得意な方にはぴったりです。

細胞検査士とは?資格の特徴と仕事の内容

細胞検査士は、がんの早期発見に欠かせない専門職です。
臨床検査技師の中でも特に、細胞の形や変化を顕微鏡で観察し、病気の兆候を見つけ出す高いスキルを持っています。

細胞検査士の主な仕事

  • 顕微鏡を使い、細胞の異常を発見する
  • 子宮頸がん、肺がん、胃がんなどのスクリーニング検査を行う
  • 検査センターや病理検査室で活躍

臨床検査技師が「体全体の状態を調べる仕事」だとすれば、細胞検査士は「病気の細胞を特定するスペシャリスト」です。

細胞検査士の資格取得について

  • 細胞検査士になるためには、臨床検査技師の資格が必要です。
  • 臨床検査技師免許を取得後、細胞検査士養成コース(6カ月間)に進学します。
  • 修了後に「日本臨床細胞学会」「日本臨床衛生検査技師会」が共同で行う認定試験に合格すれば、細胞検査士として認められます。

【細胞検査士 認定試験の概要】

  • 受験資格:臨床検査技師免許+指定コース修了(または実務経験)
  • 合格率:60〜70%前後
  • 難易度:臨床検査技師より専門性が高く、実技・顕微鏡観察が中心

臨床検査技師の資格を持っていれば、さらなるステップアップとして挑戦できるのが細胞検査士の特徴です。

細胞検査士を取得するには?学び方と難易度

細胞検査士のライセンスを取得するためには、次のステップを踏みます。

【資格取得までの流れ】

  1. 専門学校または大学で「臨床検査技師養成課程」を修了
  2. 国家試験に合格し、臨床検査技師免許を取得
  3. 細胞検査士養成コース(6カ月間)に進学(または実務経験)
  4. 細胞検査士認定試験に合格

最短で4年〜5年ほどで、2つの資格を取得できます。

【難易度の目安】

資格合格率試験内容難易度の特徴
臨床検査技師約70〜80%微生物・臨床化学・病理など幅広い分野基礎知識が幅広く必要
細胞検査士約60〜70%顕微鏡観察・実技中心専門性が高く実践力重視
髙橋先生より、この写真は細胞検査士の写真じゃないから差し替えとのことです。写真選びは髙橋先生に確認お願いします。

どちらも努力が必要ですが、臨床検査技師の学びを基礎に積み上げていく形なので、順を追ってステップアップすれば十分に到達可能です。
また、細胞検査士を持つ人材はまだ少なく、医療機関からのニーズも年々高まっています。

まとめ:臨床検査技師から細胞検査士へのステップアップは、東京医学技術専門学校から

臨床検査技師と細胞検査士、どちらも医療を支える大切な仕事です。臨床検査技師として得た知識と技術をさらに磨き、専門性を高めたい方にとって、細胞検査士へのステップアップは大きなキャリアの転機となります。
東京医学技術専門学校では、基礎となる臨床検査の学びに加え、細胞検査の専門分野につながるカリキュラム(細胞診検査学)を学ぶことができます。本校で培う臨床検査技師としての基礎力だけでなく、高度なスキルの土台は、細胞検査士としての活躍に直結します。専門職としてさらなる成長をめざす方に、東京医学技術専門学校は確かな一歩を提供します。


東京医学技術専門学校では定期的にオープンキャンパスを開催しています。
在校生との交流や、授業体験を通して、臨床検査技師の仕事の魅力を肌で感じられるチャンスです。

▼東京医学技術専門学校のオープンキャンパスはこちらから▼
https://www.tokyo-igaku.com/opencampus/

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