歯科衛生士専門学校に偏差値はある?入試難易度・倍率の見方を解説

「歯科衛生士の専門学校は偏差値いくつなら入れる?」「医療系だから入試は難しい?」「倍率が高い学校は避けたほうがいい?」。
大学受験では偏差値が学校選びの目安になりますが、歯科衛生士専門学校を探しても、偏差値が見つからないことがあります。
結論からいうと、**歯科衛生士専門学校には、大学のように学校ごとの偏差値が広く公表されているわけではありません。**専門学校では統一的な模試をもとにした偏差値を算出しにくく、書類選考・面接・推薦基準・筆記試験など、学校ごとの選考方法を見る必要があります。(※1)
この記事では、歯科衛生士専門学校の偏差値、入試難易度、倍率の考え方から、合格に向けて確認したいポイントまでわかりやすく解説します。
歯科衛生士専門学校の偏差値とは?
歯科衛生士専門学校では大学受験のような偏差値がない場合が多く、入試難易度は選考方法・推薦条件・募集人数・倍率などから判断します。
偏差値は、同じ模擬試験を受けた集団の中で自分の学力がどの位置にあるかを示す数値です。
大学受験では大規模な模試があり、学校・学部別の合格可能性を偏差値で示すことができます。
一方、専門学校では大学のような統一的な模試が一般的ではないため、「歯科衛生士専門学校A=偏差値50」のように比較できないケースが多くあります。(※1)
そのため、インターネット上で見かけた偏差値だけで志望校を判断するのではなく、最新の募集要項を確認することが重要です。
「偏差値がない=誰でも入れる」ではない
偏差値が公表されていないからといって、無条件で入学できるわけではありません。
歯科衛生士専門学校では、学校によって次のような選考があります。
- 高校の調査書
- 志望理由書
- 個人面接
- 作文・小論文
- 国語などの筆記試験
- 適性検査
- 指定校推薦の評定基準
つまり、偏差値の代わりに**「その学校が何を基準に合否を判断しているか」**を見る必要があります。
特に医療専門職を育成する学校では、入学後に専門科目・実技・臨地実習を学び、最終的に国家試験を目指します。
入試で筆記試験がない学校でも、入学後に勉強しなくてよいわけではありません。
歯科衛生士専門学校の難易度は4つのポイントで見る
1.入試科目・選考方法
最初に見るべきなのは入試方式です。
たとえば同じ歯科衛生士専門学校でも、
| 入試方式 | 選考の例 |
|---|---|
| AO入試 | 面接・書類・志望意欲 |
| 指定校推薦 | 評定・出席・推薦書・面接 |
| 高等学校推薦 | 高校の推薦基準・面接 |
| 一般入試 | 面接・書類・筆記試験など |
と異なる場合があります。
筆記試験がある場合は出題科目や過去問題を確認し、面接中心なら志望理由・職業理解の準備が重要です。
2.推薦入試の評定基準
指定校推薦では「学習成績の状況3.0以上」などの条件を設ける学校があります。
評定基準がある場合、高校3年生になってから突然対策することはできません。
高校1・2年生から、
- 定期試験
- 提出物
- 出席状況
- 授業への取り組み
を大切にしておく必要があります。
3.募集人数
募集人数も一つの判断材料です。
募集定員が少ない学校に多くの志願者が集まれば、競争が生まれる可能性があります。
ただし、募集人数だけでは難易度はわかりません。志願者数・合格者数と合わせて見る必要があります。
4.入試倍率
入試倍率は一般的に、
志願者数 ÷ 合格者数
などによって計算されます。
たとえば100人が受験し80人が合格した場合、倍率は1.25倍です。
ただし、歯科衛生士専門学校では学校や年度によって倍率を公表していない場合もあります。
また、AO・推薦・一般入試では受験者層や条件が違うため、学校全体の倍率だけを見ても実際の合格しやすさを正確に判断できないことがあります。
歯科衛生士の入試倍率は高いほど難しい?
基本的には倍率が高ければ競争する人数は増えますが、倍率だけで難易度を判断するのはおすすめできません。
たとえば、
- 指定校推薦は一定の評定が必要
- AO入試は職業理解や熱意を重視
- 一般入試は筆記試験がある
- 面接中心の学校もある
など、同じ倍率でも選考内容は大きく異なります。
さらに、前年の倍率が高かったからといって、翌年度も同じとは限りません。
志望校選びでは「倍率1.2倍だから大丈夫」と安心するより、自分が利用する入試方式の条件を満たしているかを先に確認しましょう。
歯科衛生士専門学校に合格するための入試対策
志望理由を具体的にする
面接でよく確認されるのが、「なぜ歯科衛生士を目指すのか」です。
「国家資格だから」「就職しやすそうだから」だけで終わらせず、
- 歯科衛生士を知ったきっかけ
- 仕事内容のどこに興味を持ったか
- 将来どのような歯科衛生士になりたいか
まで整理しましょう。
歯科衛生士の仕事内容を理解する
歯科衛生士の主な専門業務は、歯科予防処置・歯科診療補助・歯科保健指導です。(※2)
入学前から専門用語を完璧に覚える必要はありませんが、「歯科助手との違い」「どんな形で患者さんを支える仕事なのか」は説明できるようにしておくと安心です。
高校の基礎学力をおろそかにしない
筆記試験がない学校を受ける場合でも、高校の勉強は重要です。
入学後には、解剖学、生理学、病理学、微生物学、歯科臨床医学などを学びます。
高校までの国語力や生物・化学の基礎が、その後の専門学習を理解する土台になります。
入試よりも「入学後の難易度」を確認しよう
歯科衛生士を目指す学校選びでは、入試の合格しやすさだけを見るのは十分ではありません。
歯科衛生士になるには、指定された養成課程で3年以上学び、国家試験受験資格を取得したうえで国家試験へ合格する必要があります。(※3)
2026年3月に実施された第35回歯科衛生士国家試験は、7,882人が受験し7,452人が合格、合格率は**94.5%**でした。(※4)
高い合格率ですが、受験しているのは養成校で専門教育と実習を積んできた学生です。
つまり、本当に見るべきなのは、
「入りやすいか」だけではなく、「入学後に国家試験まで学び続けられる環境か」
という点です。
専門学校で歯科衛生士を目指すメリット
歯科衛生士は専門学校・短期大学・大学などから目指せます。
3年制専門学校なら、最短3年間で、
- 専門知識
- 学内実習
- 臨地・臨床実習
- 国家試験対策
- 就職活動
を進め、歯科衛生士として現場へ出ることを目指せます。
4年制大学には一般教養や研究を幅広く学べるメリットがあります。
一方、「早く国家資格を取得して働きたい」「実技や国家試験対策を重視したい」という方には3年制専門学校が選択肢になります。
読者からのよくある質問(Q&A)
Q.歯科衛生士専門学校の偏差値は何くらいですか?
A.大学のような偏差値が設定・公表されていない学校が多くあります。
偏差値ではなく、入試科目、推薦条件、募集人数、面接内容などを募集要項で確認してください。
Q.歯科衛生士専門学校は入るのが難しいですか?
A.難易度は学校・入試方式によって異なります。
筆記試験を行う学校もあれば、書類と面接を中心に選考する学校もあります。「医療系だから一律に難しい」と考えるのではなく、志望校ごとに対策しましょう。
Q.入試倍率が公表されていない場合はどうすればいいですか?
A.倍率だけにこだわらず、募集人数と選考方法を確認しましょう。
必要であればオープンキャンパスや個別相談で、過去の入試状況について学校へ質問する方法もあります。
Q.偏差値が低くても歯科衛生士になれますか?
A.現在の偏差値だけで将来が決まるわけではありません。
入学後に専門科目や実習を学び続け、国家試験へ向けて努力できることが重要です。基礎学力に不安がある場合は、補習や個別指導などの学習支援も学校選びの基準にしてください。
「よくある質問」https://www.tokyo-igaku.com/faq/
東医技専の歯科衛生士科は偏差値より「書類+面接」で選考
東京医学技術専門学校(東医技専)では、**歯科衛生士科Ⅰ部(昼間部)(3年制)・歯科衛生士科Ⅱ部(夜間部)(3年制)**を設置しています。
2027年度の入学定員は、
- 歯科衛生士科Ⅰ部(昼間部):50名
- 歯科衛生士科Ⅱ部(夜間部):46名
です。(※5)
少なくとも2027年度募集要項には学校独自の「偏差値」は設定されておらず、選考は書類選考と個人面接。筆記試験はありません。(※5)
指定校推薦は学習成績の状況3.0以上
2027年度の指定校推薦入試では、
- 指定校推薦認定校を2027年3月卒業見込み
- 東医技専を専願
- オープンキャンパスや個別相談などへ参加
- 学習成績の状況3.0以上
- 欠席日数が概ね15日以内
などが条件です。(※5)
一方、高等学校推薦では、在籍する高校の推薦基準が適用されます。
「偏差値がいくつか」より、自分が利用したい入試方式の条件を確認するほうが具体的な受験対策につながります。
AO入試は志望意欲・職業理解も評価
東医技専のAO入試では、志望動機、学科・職業への理解度、目的意識や熱意などを総合的に評価するとしています。(※5)
公式FAQによると、個人面接は10~15分程度、面接官2名です。(※6)
専門知識を暗記して答えるより、
「なぜ歯科衛生士なのか」
「なぜ東医技専なのか」
「入学後にどう学びたいのか」
を自分の言葉で伝えられるよう準備しましょう。
国家試験対策として複数回行う模擬試験
入学後は国家試験合格へ向けた学習が始まります。
東医技専では3年次から定期的に複数回、模擬試験を行い、結果に応じて個別・少人数制の補習を実施。3年次1月からは国家試験対策の集中講義を行っています。(※7)
歯科衛生士科Ⅰ部(昼間部)の公式ページでは、**2022年度国家試験合格率100%**を公表しています。(※8)
※100%は2022年度実績であり、将来の合格を保証するものではありません。
入試の難易度だけでなく、入学後に苦手分野を補いながら国家試験を目指せるかまで確認することが大切です。
歯科衛生士科はJR両国駅から徒歩4分
歯科衛生士科Ⅰ部(昼間部)・Ⅱ部(夜間部)が学ぶ第2校舎は、JR総武線「両国駅」西口から徒歩4分です。(※9)
第2校舎
〒130-0026 東京都墨田区両国1-10-5
3年間通う学校だからこそ、入試だけではなく、授業・実習環境や通学のしやすさもオープンキャンパスで確認しておきましょう。
|偏差値より「自分が受ける入試」を確認しよう
歯科衛生士専門学校では、大学のように偏差値だけで難易度を比べることはできません。
学校選びでは、
- 入試方式
- 筆記試験の有無
- 推薦の評定・出席条件
- 募集人数
- 入試倍率
- 面接内容
- 入学後の国家試験対策
を確認することが重要です。
特に、「偏差値がないから簡単そう」という理由だけで学校を選ばないことが大切です。
歯科衛生士になるための本当の目標は入試合格ではなく、3年間学び、国家試験に合格して医療現場へ進むことです。
東京医学技術専門学校で叶える「質の高い医療人」への道
東京都墨田区にある東京医学技術専門学校(東医技専)では、最短3年で一生モノの国家資格を手にし、希望のキャリアを築くための万全の環境を整えています。半世紀以上にわたり医療人を育成してきた本校ならではの、4つの強みをご紹介します。
1. 高い国家試験合格率と、少人数制サポート
両学科ともに、独自の緻密な傾向分析と特別集中講義を実施。一人ひとりの習熟度に合わせた少人数での補講を徹底することで、高い国家試験合格率を誇ります。学生の不安に寄り添い、教員陣が一丸となって合格まで導きます。
2. プロ仕様の設備と、多彩な現場を経験できる臨地実習
学内の段階から現場感覚を養うため、それぞれの専門性を高める設備を完備しています。
- 臨床検査技師科(第1校舎): 実際の病院の検査室と同様の各種最新分析機器をはじめ、顕微鏡や超音波(エコー)画像診断装置などを豊富に備えています。
- 歯科衛生士科(第2校舎): 実際の歯科医院と変わらない、歯科診療ユニットを完備しています。
さらに臨地実習先は、最先端の医療を学べる大学病院や総合病院をはじめ、検査センター、地域密着型のクリニック、高齢者施設まで多様に用意されており、どこに行っても通用する高い実践力が身につきます。
3. あなたのライフスタイルを守る「昼間部」と「夜間部」の選べる体制
東京医学技術専門学校の最大の強みは、臨床検査技師科・歯科衛生士科のすべての学科で「Ⅰ部(昼間部)」と「Ⅱ部(夜間部)」を自由に選択できる点です。
- Ⅰ部(昼間部・3年制): 歯科衛生士科はお昼過ぎ、臨床検査技師科は夕方には学校が終わるため、放課後は自分のプライベートやアルバイト、予習・復習の時間としてゆったりと両立できます。
「歯科衛生士科Ⅰ部 (昼間部)」https://www.tokyo-igaku.com/eiseishi_day/
「臨床検査技師科Ⅰ部 (昼間部)」https://www.tokyo-igaku.com/rinken_day/
- Ⅱ部(夜間部・3年制): 18:00からの授業で、昼間に医療機関の助手などとして働きながら通うことができるため、自力で学費を抑えながら進学したい社会人や高校生に最適の環境です。
「歯科衛生士科Ⅱ部 (夜間部)」https://www.tokyo-igaku.com/eiseishi_night/
「臨床検査技師科Ⅱ部 (夜間部)」https://www.tokyo-igaku.com/rinken_night/
2つの医療系学科が併設されているため、学校全体が医療資格取得に向けた前向きな活気に満ちており、学科の垣根を越えて良い刺激を受け合えるのも総合医療専門学校ならではの魅力です。
4. 両国駅から徒歩数分の好アクセス&安心の学習サポート
東医専は、JR総武線・都営大江戸線の「両国駅」から徒歩数分というバツグンの好立地にあります。
- 第1校舎(臨床検査技師科):〒130-0015 東京都墨田区横網1-10-8
- 第2校舎(歯科衛生士科):〒130-0026 東京都墨田区両国1-10-5
「アクセス」https://www.tokyo-igaku.com/access/
まとめ
「医療に貢献したい」「一生モノの国家資格を手に入れたい」と考えているなら、まずは最初の一歩を踏み出してみませんか?
東京医学技術専門学校では、個別の進路相談や学校の雰囲気を肌で感じられるイベントを随時開催しています。
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「資料請求」https://www.tokyo-igaku.com/documentrequest/
- 実際の学校の雰囲気や最新の設備を、あなたの目で確かめてみませんか?
Ⅰ部(昼間部)・Ⅱ部(夜間部)のオープンキャンパスを随時開催しています。進路変更に関する個別のご相談も、専門の教員が親身にお答えします。
「オープンキャンパス」https://www.tokyo-igaku.com/opencampus/
「個別相談会」https://www.tokyo-igaku.com/consultation-meeting/
執筆・監修:東京医学技術専門学校 教員チーム
本記事は、当校の臨床検査技師科(Ⅰ部・Ⅱ部)および歯科衛生士科(Ⅰ部・Ⅱ部)の教員一同によって執筆・編集されました。
医療・歯科医療の現場および教育現場での豊富な指導経験に基づき、最新の国家試験傾向や業界の動向を反映した正確な情報の提供に努めています。
チーム構成: 臨床検査技師科、歯科衛生士科の教員
学校情報
・学校名: 東京医学技術専門学校
・設置学科: 臨床検査技師科、歯科衛生士科
・公式サイト: https://www.tokyo-igaku.com/
参考文献・出典
※1 リクルート「スタディサプリ進路|専門学校にも偏差値はある?大学とどう違う?」
スタディサプリ進路
※2 日本歯科衛生士会「歯科衛生士とは」
日本歯科衛生士会
※3 日本歯科衛生士会「歯科衛生士になるには?」
日本歯科衛生士会
※4 厚生労働省「第35回歯科衛生士国家試験の合格発表について」
厚生労働省
※5 東京医学技術専門学校「歯科衛生士科 2027年度 入学案内」
東医技専 2027年度入学案内
※6 東京医学技術専門学校「よくある質問」
東医技専 よくある質問
※7 東京医学技術専門学校「歯科衛生士科 国家試験」
東医技専 国家試験対策
※8 東京医学技術専門学校「歯科衛生士科Ⅰ部(昼間部)」
東医技専 歯科衛生士科Ⅰ部(昼間部)
※9 東京医学技術専門学校「アクセス」
東医技専 アクセス
※掲載情報は2026年10月22日時点で確認できる公表情報を基にしています。募集人数、推薦基準、選考方法等は年度によって変更される場合があります。受験年度の募集要項をご確認ください。