2026.10.30

歯科衛生士専門学校は併願できる?大学との併願入試と注意点を解説

「歯科衛生士の専門学校と大学は併願できる?」「専門学校を2校受けても大丈夫?」「AO入試や推薦入試で合格した後に大学を受けられる?」。

歯科衛生士を目指せる学校には専門学校・短期大学・大学があるため、最後まで進学先を比較して決めたい高校生もいるでしょう。

結論からいうと、**歯科衛生士の専門学校を併願できるかどうかは、学校と入試方式によって異なります。**一般入試なら大学などとの併願を認めている学校がある一方、AO入試や推薦入試では「専願」が条件になることがあります。

そのため、偏差値や入試科目だけではなく、「専願か併願可か」「合格後いつまでにいくら納めるのか」まで確認することが重要です。

この記事では、歯科衛生士専門学校の併願について、大学との組み合わせ、専願との違い、メリット・注意点、受験スケジュールの立て方まで解説します。


歯科衛生士専門学校の併願とは?

併願とは、複数の大学・短期大学・専門学校などを受験し、合格後に進学先を決める受験方法です。利用できるかは学校・入試区分によって異なります。

対して「専願」は、原則として「合格した場合はその学校へ入学する」ことを前提とした出願です。

比較併願専願
複数校の受験可能な場合がある原則として他校進学を前提としない
合格後の比較できる基本的にしない
多い入試方式一般入試などAO入試・推薦入試など
注意点手続期限・入学金合格後の進路変更

ただし、これは一般的な考え方です。「一般入試なら必ず併願できる」「推薦なら全国すべて専願」と決まっているわけではありません。

必ず志望校の最新募集要項を確認してください。


歯科衛生士専門学校と大学は併願できる?

学校側が認めていれば可能です。

たとえば、

  • 第1志望:4年制大学
  • 第2志望:3年制専門学校

として両方を受験し、大学の結果を待って最終的な進学先を決める方法があります。

大学と専門学校では修業年限や学び方にも違いがあります。

4年制大学は専門教育に加えて教養や研究なども幅広く学びやすい一方、3年制専門学校では、資格取得に必要な専門知識・実技・実習・国家試験対策を3年間で集中的に学ぶことができます。

歯科衛生士になるには、指定された養成機関で3年以上学び、国家試験受験資格を得る必要があります。(※1)

そのため、大学・短期大学・専門学校のどのルートでも、指定された養成課程を修了して国家試験合格を目指す点は共通しています。


専門学校同士も併願できる?

専門学校同士の併願が可能かどうかも学校によって異なります。

たとえば、

  • 都内A専門学校は一般入試なら併願可
  • 都内B専門学校は大学との併願のみ可
  • 都内C専門学校は専願のみ

という違いがあり得ます。

「専門学校だから自由に何校でも受けられる」と判断するのは避けましょう。

特に確認したいのは、

  1. どの入試方式なら併願できるか
  2. 大学・短期大学との併願はできるか
  3. 専門学校同士の併願はできるか
  4. 併願申請が必要か
  5. 合格後の学費納入期限はいつか

です。


AO入試・推薦入試でも併願できる?

AO入試や推薦入試では、専願を条件としている学校があります。

専願型の入試に出願する場合、「合格した後も大学の結果を待って比較したい」という受け方には向きません。

たとえば東医技専の2027年度歯科衛生士科では、

  • AO入試:専願
  • 指定校推薦入試:専願
  • 高等学校推薦入試:専願
  • 一般入試:併願可

となっています。(※2)

つまり、最後まで大学との比較を続けたい場合は、入試方式そのものを慎重に選ぶ必要があります。


歯科衛生士専門学校を併願するメリット

進路の選択肢を残せる

大学・専門学校のどちらにも魅力を感じている場合、併願できれば合格結果を見ながら進学先を検討できます。

高校2・3年生の段階では、

「大学で4年間学ぶか」
「専門学校で3年間集中的に学ぶか」

迷うことも珍しくありません。

併願制度があれば、早い段階でどちらか一方に決め切らずに済みます。

第1志望が不合格だった場合にも備えられる

第1志望だけを受験すると、不合格だった場合に次の学校を探す必要があります。

出願できる学校が減っている時期になる可能性もあるため、受験スケジュールに余裕を持たせるという意味でも併願にはメリットがあります。

実際の合格後に改めて比較できる

複数校に合格した場合、

  • カリキュラム
  • 国家試験対策
  • 実習
  • 学費
  • 通学時間
  • 学校の雰囲気

を改めて比較して進学先を決めることができます。

ただし、そのためには各校の入学手続期限を事前に把握しておくことが欠かせません。


併願するときの注意点1|入学金が戻らない場合がある

併願で特に注意したいのが費用です。

第2志望の専門学校に先に合格した場合、入学資格を確保するために入学金などを納め、その後に第1志望の大学の合格発表を待つことがあります。

この場合、大学へ進学することになっても、すでに支払った専門学校の入学金は返金されないケースがあります。

したがって併願する際は、

「合格後、進学を保留するためにいくら必要か」

を確認しておきましょう。


併願するときの注意点2|合格発表日と入学手続期限を並べる

併願計画では、「試験日」だけを見るのでは不十分です。

次の4つの日付を一覧にします。

確認する日理由
出願締切日出願漏れを防ぐ
試験日日程の重複を確認する
合格発表日次の判断時期がわかる
入学手続締切日学費納入の期限を確認する

たとえば、

専門学校の入学手続締切 → 大学の合格発表

という順番なら、大学の結果が出る前に専門学校へお金を納める必要があるかもしれません。

併願制度には、大学の合格発表まで学費の一部納入を待ってくれる仕組みもあります。

「併願可」という言葉だけではなく、具体的にどの費用をいつまで待ってもらえるのかまで確認しましょう。


併願するときの注意点3|入試対策が増える

専門学校の入試が面接中心でも、大学では学力試験や大学入学共通テストなどが必要になる場合があります。

両方を受験すると、

  • 大学の学力試験対策
  • 専門学校の面接
  • 志望理由書
  • 出願書類

を同時に進めることになります。

高校3年生の秋以降は学校行事や定期試験もあるため、早めにスケジュールを作りましょう。


併願校を選ぶときは「受かりやすさ」だけで決めない

第2志望だからといって、どこでもよいわけではありません。

第1志望が不合格だった場合は、実際にその学校へ3年間または4年間通うことになります。

最低でも、

  • 歯科衛生士国家試験の対策
  • 臨地・臨床実習
  • 就職支援
  • 3年間または4年間の学費
  • 自宅からの通学時間
  • 自分に合う校風

は確認しましょう。

「第2志望でも、合格したら納得して通えるか」を基準に選ぶことが大切です。


高校1・2・3年生別|併願に向けた準備

高校1年生|大学と専門学校の違いを知る

この段階で第1志望を決める必要はありません。

歯科衛生士の仕事内容を調べ、大学・短期大学・専門学校それぞれの特徴を知っておきます。

高校2年生|オープンキャンパスへ行く

大学と専門学校の両方が気になるなら、両方へ足を運びましょう。

ホームページだけでなく、

  • 実習設備
  • 授業の雰囲気
  • 学生と教員の距離
  • 通学時間

を比較すると、自分が重視したいことが見えてきます。

高校3年生|受験日程と支払期限を一覧化する

出願する学校が決まったら、カレンダーや表に、

出願→試験→合格発表→学費納入

をまとめます。

保護者とも共有し、入学金をいつ準備するかまで話し合っておきましょう。


専門学校で歯科衛生士を目指すメリット

専門学校のメリットの一つは、3年間で専門教育を受け、最短で歯科衛生士国家試験・就職を目指せることです。

歯科衛生士になるには指定された養成機関で3年以上学ぶ必要があり、独学だけでは国家試験受験資格を取得できません。(※1)

3年制専門学校なら、

  • 歯科衛生士に必要な専門科目
  • 学内実習
  • 臨地・臨床実習
  • 国家試験対策
  • 就職活動

を資格取得に向けて集中して学べます。

4年制大学と迷っている場合は、「どちらが上か」ではなく、自分が4年間幅広く学びたいのか、3年間で専門職への準備を進めたいのかで考えましょう。


読者からのよくある質問(Q&A)

Q.歯科衛生士の専門学校と大学は同時に受験できますか?

A.専門学校側・大学側の入試条件で認められていれば可能です。

ただし専門学校のAO入試・推薦入試が専願の場合は、大学との併願ができないことがあります。

Q.専門学校を2校併願できますか?

A.学校によって異なります。

一般入試で専門学校同士の併願を認めている学校もありますが、大学・短期大学との併願のみ認める学校もあります。必ず募集要項を確認してください。

Q.AO入試で合格した後に大学を受験してもいいですか?

A.AO入試が専願なら、原則としてその条件に従う必要があります。

出願する前に「合格したら本当にその学校へ進学するか」を考えておきましょう。

Q.併願で専門学校に合格したら、すぐ全額支払いますか?

A.学校の併願制度によって異なります。

入学金のみ先に納め、大学等の結果後に残額を納める制度を設けている学校もあります。

「よくある質問」https://www.tokyo-igaku.com/faq/


東医技専は一般入試で大学・短期大学との併願が可能

東京医学技術専門学校(東医技専)では、歯科衛生士科Ⅰ部(昼間部)・Ⅱ部(夜間部)をともに3年制で設置しています。

2027年度の一般入試は、新卒者・既卒者ともに出願でき、併願可能です。(※2)

ただし、東医技専の併願制度には対象範囲が明確に決められています。

併願できるのは大学・短期大学

東医技専の2027年度併願制度は、一般入試で大学・短期大学と併せて受験する場合に利用できます。

他の専門学校との併願は認められていません。(※2)

そのため、

  • 東医技専+大学:〇
  • 東医技専+短期大学:〇
  • 東医技専+他の専門学校:×
  • AO・推薦で東医技専+他校:×(専願)

という整理になります。

合格時は入学金20万円を先に納入

一般入試で併願制度を利用し東医技専に合格した場合は、入学金20万円を指定された入学手続締切日までに納入します。(※2)

その後、併願している大学・短期大学の合格発表日から3日後までに残りの学納金を納入する仕組みです。

大学の結果が出る前に1年分の学費すべてを納めるのではなく、まず入学金で進学資格を確保できることがポイントです。

ただし、一般入試にはAO入試・推薦入試向けの受験料・入学金減免は適用されません。2027年度の一般入試の受験料は2万円です。(※3)

大学へ進学する場合も入学金は返還対象外

東医技専では、入学辞退を2027年3月31日17時までに申し出た場合、入学金を除く学納金を返還するとしています。(※2)

つまり大学への進学を選んだ場合でも、先に納入した入学金20万円は返還対象ではありません。

併願を検討する際は、保護者ともこの20万円の扱いを確認しておきましょう。

一般入試も筆記試験なし

東医技専の2027年度歯科衛生士科では、一般入試も書類選考+個人面接で、筆記試験はありません。(※2)

「大学受験の勉強と専門学校の筆記試験対策を両立できるか不安」という高校生も、東医技専については面接・志望理由の準備へ重点を置くことができます。

最終学年では国家試験に向けて定期的に模擬試験を実施

進学先を決める際は、併願制度の使いやすさだけではなく入学後の教育も確認してください。

東医技専では3年次から定期的に複数回の国家試験模擬試験を行い、結果に応じて個別・少人数制の補習を実施。3年次1月からは国家試験対策の集中講義を行っています。(※4)

歯科衛生士科Ⅰ部(昼間部)では、歯科診療所、大学病院、保健センター、保育園、小学校などで臨地・臨床実習を行っています。(※5)

歯科衛生士科はJR両国駅から徒歩4分

歯科衛生士科Ⅰ部(昼間部)・Ⅱ部(夜間部)が学ぶ第2校舎は、JR総武線「両国駅」西口から徒歩4分です。(※6)

第2校舎
〒130-0026 東京都墨田区両国1-10-5

大学と専門学校を比較する際は、学校名や学費だけでなく、3年間・4年間毎日通える距離かどうかも確認しておきましょう。


併願するなら「入試方式」と「支払期限」を先に確認しよう

歯科衛生士専門学校と大学を併願できるかどうかは、学校と入試方式によって異なります。

併願を考えている高校生は、

  1. 志望校が併願を認めているか
  2. どの入試方式なら併願できるか
  3. 大学・短期大学・専門学校のどこまで対象か
  4. 合格後の入学金はいくらか
  5. いつまで進学先を保留できるか
  6. 辞退時にどこまで返金されるか

を確認してください。

特に「AOや推薦で早く合格してから大学を考えよう」と思っている場合は、その入試が専願ではないかを最初に確認することが重要です。



東京医学技術専門学校で叶える「質の高い医療人」への道

東京都墨田区にある東京医学技術専門学校(東医技専)では、最短3年で一生モノの国家資格を手にし、希望のキャリアを築くための万全の環境を整えています。半世紀以上にわたり医療人を育成してきた本校ならではの、4つの強みをご紹介します。

1. 高い国家試験合格率と、少人数でのサポート

両学科ともに、独自の緻密な傾向分析と特別集中講義を実施。一人ひとりの習熟度に合わせた少人数制の補講を徹底することで、高い国家試験合格率を誇ります。学生の不安に寄り添い、教員陣が一丸となって合格まで導きます。

2. プロ仕様の設備と、多彩な現場を経験できる臨地実習

学内の段階から現場感覚を養うため、それぞれの専門性を高める設備を完備しています。

  • 臨床検査技師科(第1校舎): 実際の病院の検査室と同様の各種最新分析機器をはじめ、顕微鏡や超音波(エコー)画像診断装置などを豊富に備えています。
  • 歯科衛生士科(第2校舎): 実際の歯科医院と変わらない、歯科診療ユニットを完備しています。

さらに臨地実習先は、最先端の医療を学べる大学病院や総合病院、地域密着型のクリニックなど多様に用意されており、どこに行っても通用する高い実践力が身につきます。

3. あなたのライフスタイルを守る「昼間部」と「夜間部」の選べる体制

東京医学技術専門学校の最大の強みは、臨床検査技師科・歯科衛生士科のすべての学科で「Ⅰ部(昼間部)」と「Ⅱ部(夜間部)」を自由に選択できる点です。

  • Ⅰ部(昼間部・3年制): 歯科衛生士科はお昼過ぎ、臨床検査技師科は夕方には学校が終わるため、放課後は自分のプライベートやアルバイト、予習・復習の時間としてゆったりと両立できます。

「歯科衛生士科Ⅰ部 (昼間部)」https://www.tokyo-igaku.com/eiseishi_day/
「臨床検査技師科Ⅰ部 (昼間部)」https://www.tokyo-igaku.com/rinken_day/

  • Ⅱ部(夜間部・3年制): 18:00からの授業で、昼間に医療機関の助手などとして働きながら通うことができるため、自力で学費を抑えながら進学したい社会人や高校生に最適の環境です。

「歯科衛生士科Ⅱ部 (夜間部)」https://www.tokyo-igaku.com/eiseishi_night/
「臨床検査技師科Ⅱ部 (夜間部)」https://www.tokyo-igaku.com/rinken_night/

2つの医療系学科が併設されているため、学校全体が医療資格取得に向けた前向きな活気に満ちており、学科の垣根を越えて良い刺激を受け合えるのも総合医療専門学校ならではの魅力です。

4. 両国駅から徒歩数分の好アクセス&安心の学習サポート

東医専は、JR総武線・都営大江戸線の「両国駅」から徒歩数分というバツグンの好立地にあります。

  • 第1校舎(臨床検査技師科):〒130-0015 東京都墨田区横網1-10-8
  • 第2校舎(歯科衛生士科):〒130-0026 東京都墨田区両国1-10-5

「アクセス」https://www.tokyo-igaku.com/access/


まとめ

「医療に貢献したい」「一生モノの国家資格を手に入れたい」と考えているなら、まずは最初の一歩を踏み出してみませんか?
東京医学技術専門学校では、個別の進路相談や学校の雰囲気を肌で感じられるイベントを随時開催しています。

詳しい学校案内やカリキュラム、学費データがわかる資料を無料でお届け

「資料請求」https://www.tokyo-igaku.com/documentrequest/

  • 実際の学校の雰囲気や最新の設備を、あなたの目で確かめてみませんか?
    Ⅰ部(昼間部)・Ⅱ部(夜間部)のオープンキャンパスを随時開催しています。進路変更に関する個別のご相談も、専門の教員が親身にお答えします。

「オープンキャンパス」https://www.tokyo-igaku.com/opencampus/

「個別相談会」https://www.tokyo-igaku.com/consultation-meeting/

執筆・監修:東京医学技術専門学校 教員チーム

本記事は、当校の臨床検査技師科(Ⅰ部・Ⅱ部)および歯科衛生士科(Ⅰ部・Ⅱ部)の教員一同によって執筆・編集されました。

医療・歯科医療の現場および教育現場での豊富な指導経験に基づき、最新の国家試験傾向や業界の動向を反映した正確な情報の提供に努めています。

チーム構成: 臨床検査技師科、歯科衛生士科の教員


学校情報
・学校名: 東京医学技術専門学校
・設置学科: 臨床検査技師科、歯科衛生士科
・公式サイト: https://www.tokyo-igaku.com/


参考文献・出典

※1 日本歯科衛生士会「歯科衛生士になるには?」
日本歯科衛生士会 公式サイト

※2 東京医学技術専門学校「歯科衛生士科 2027年度 入学案内」
東医技専 2027年度歯科衛生士科入学案内

※3 東京医学技術専門学校「2027年度 学費支援制度/奨学金」
東医技専 学費支援制度

※4 東京医学技術専門学校「歯科衛生士科 国家試験・就職活動」
東医技専 国家試験・就職活動

※5 東京医学技術専門学校「歯科衛生士科Ⅰ部(昼間部)」
東医技専 歯科衛生士科Ⅰ部(昼間部)

※6 東京医学技術専門学校「アクセス」
東医技専 アクセス

※掲載情報は2026年10月22日時点で確認できる公表情報を基にしています。併願制度、入試区分、学納金、入学辞退時の返金条件等は年度によって変更される場合があります。受験年度の募集要項を必ずご確認ください。

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歯科衛生士科Ⅰ部

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