2026.10.26

歯科衛生士を目指す社会人へ!進学には退職必須!?辞める時期と学費・支援制度

「歯科衛生士の学校へ進学したい、なら今の会社を辞めなきゃいけない?」「退職するなら、いつがいい?」「仕事を辞めた後の学費や生活費が心配」。社会人から医療職へキャリアチェンジするとき、資格取得以上に悩みやすいのが、退職のタイミングと在学中の生活設計です。

結論からいうと、歯科衛生士を目指すために必ず退職する必要はありません。 学業に集中するため退職して進学する方法もあれば、当校の時間帯を選び、仕事と収入を維持しながら資格取得を目指す方法もあります。

どちらを選ぶ場合も、退職届を出す前に「入試」「学費」「臨床実習」「給付制度」「3年間の生活費」までしっかり確認しておくことが大切です。

歯科衛生士になるために、退職して進学するとは?

歯科衛生士への退職進学とは、現在の仕事を辞めて指定養成校で3年以上学び、国家試験合格後の転職を目指すキャリアチェンジのことです。

歯科衛生士学校養成所指定規則では、歯科衛生士養成課程の修業年限を3年以上と定めています。(※1)

そのため、一般企業を退職してすぐに歯科衛生士へ転職できるわけではありません。

基本的には、

養成校へ進学 → 3年以上学ぶ → 国家試験を受験 → 合格・免許登録 → 歯科衛生士として就職

という流れになります。

2026年に行われた第35回歯科衛生士国家試験では、7,882人が受験し7,452人が合格、合格率は94.5%でした。(※2)

歯科衛生士を目指すなら仕事を辞めるべき?

退職するかどうかは、「学校に通う」ことだけでなく、「卒業」までの生活設計を考えて、収入と学習時間のどちらを優先するかで決めます。

選択肢メリット注意点
退職してⅠ部(昼間部)へ進学学習に集中しやすい、日中に授業を受けられる給与収入がなくなる、生活費の準備が必要
仕事を続けながらⅡ部(夜間部)へ進学収入を維持しやすい、社会人経験を続けられる仕事・授業・復習の両立が必要
退職後にアルバイト等をしながら進学学習時間と収入のバランスを調整できる勤務時間を増やしすぎると学習に影響する、時期によっては収入が不安定

東京医学技術専門学校の授業は、歯科衛生士科Ⅰ部(昼間部)は通常9:00~14:00、歯科衛生士科Ⅱ部(夜間部)は18:00~21:10です。(※3)

公式サイトでも、歯科衛生士科Ⅰ部(昼間部)について「退職して新たな進路に挑戦する社会人」を想定した学び方として紹介しています。一方、歯科衛生士科Ⅱ部(夜間部)は歯科関連以外の仕事でも、昼間に働きながら、夜間は学校へ通えるとしています。(※4)

退職する前に確認したい5つのポイント

1.まず入学できる状態をつくる

「歯科衛生士になりたい」と思った直後に退職するより、希望校の入試日程や出願資格を確認してから動くほうが安全です。その際、3年間の生活プランも検討しましょう。

東京医学技術専門学校の2027年度歯科衛生士科は、既卒者もAO入試・一般入試の対象です。AO入試ではオープンキャンパスや個別相談への参加などが条件となっています。(※5)

退職後に「希望していた時期に間に合わなかった」という事態を避けるためにも、試験日程や進学スケジュールを先に確認しておきましょう。

2.3年間の学費と生活費を分けて考える

社会人の進学では、学費だけ計算しても不十分です。

退職すると、それまで毎月入っていた給与がなくなる可能性があります。家賃、食費、通信費、保険料、交通費などを含め、「学費」と「3年間の生活費」を別々に計算することが重要です。

東京医学技術専門学校の2027年度学納金は、歯科衛生士科Ⅰ部(昼間部)が3年間合計320万円、歯科衛生士科Ⅱ部(夜間部)が260万円です。さらに教科書・教材費等として、いずれも3年間約30万円が目安で、その他にも国家試験受験料などの実費が必要です。(※5)

3.「退職すれば失業給付が出る」と思いこまない

ここは特に注意が必要です。

雇用保険の基本手当は、単に退職した人へ支給される制度ではありません。「働く意思と能力があり、積極的に求職活動をしているのに就職できない」という失業状態であることが必要です。(※6)

東京ハローワークも、昼間学生など学業に専念する人は原則として求職者給付を受けられないと案内しています。(※7)

したがって、「会社を辞めて歯科衛生士科Ⅰ部(昼間部)へ進学すれば、3年間失業給付をもらえる」という安易な資金計画を立てるのは危険です。

受給できるかは個々の状況によって異なるため、退職前にハローワークへ確認することが大切です。

4.専門実践教育訓練給付金の資格を退職前に確認する

社会人が歯科衛生士を目指す場合に確認したい制度の一つが専門実践教育訓練給付金です。

現在の制度では、専門実践教育訓練の対象講座について、教育訓練経費の50%・年間上限40万円が基本となります。修了後1年以内に資格取得等を行い、雇用保険の被保険者として就職するなどの条件を満たすと70%、さらに受講前より賃金が5%以上上昇するなどの条件を満たすと最大80%まで追加給付されます。(※8)

離職者の場合は、原則として雇用保険の被保険者資格を喪失した日の翌日から受講開始までが1年以内で、支給要件期間が原則3年以上、初めて利用する場合は2年以上必要です。(※8)

つまり、「辞めてからゆっくり考えよう」とのんびり構えていると対象期間を外れる可能性があります。

退職日を決める前に、ハローワークで受給資格確認をしておくと安心です。

5.臨床実習まで含めて仕事の継続可否を考える

「Ⅱ部(夜間部)なら絶対に退職しなくてよい」と一律に考えるのも避けたいところです。

歯科衛生士養成課程には臨地・臨床実習があります。

東京医学技術専門学校の歯科衛生士科Ⅱ部(夜間部)の臨床実習は、2年次10月~3年次12月。実習時間帯を柔軟に選択できるため、学校FAQでは実習を理由に休職・退職する必要はないと案内しています。(※3)

ただし、勤務先のシフトや通勤時間は人によって異なります。入学前に現在の勤務時間を学校へ伝え、3年間続けられるか相談しておきましょう。

退職後に使える可能性がある支援制度

退職後の進学で混同しやすいのが「専門実践教育訓練給付金」と「教育訓練支援給付金」です。

前者は主に教育費を支援する制度、後者は一定の離職者に対して訓練中の生活を支援する別制度です。

教育訓練支援給付金は、専門実践教育訓練を受ける離職者のうち、受講開始時45歳未満など一定条件を満たす場合、基本手当日額相当額の60%が支給される制度です。ただし、通信制・夜間制は対象外です。(※9)

さらに2026年10月26日時点の制度では、対象となるのは2027年3月31日以前に受講を開始する場合とされています。(※9)

東京医学技術専門学校は入学月が4月のみです。(※3)したがって、2027年4月入学者が教育訓練支援給付金を利用できることを現時点で前提にしてはいけません。 制度の延長・改正が行われる可能性もあるため、入学年度の最新情報をハローワークで確認してください。

退職して専門学校へ進学するメリット

退職して歯科衛生士科Ⅰ部(昼間部)へ進学する大きなメリットは、仕事との両立を考えず、学習時間を確保しやすい点です。

歯科衛生士養成課程では、講義だけでなく、学内実習、臨地・臨床実習、定期試験、国家試験対策があります。

特に医療系の勉強から離れていた社会人にとって、授業後に復習時間を確保しやすいことは一つの利点です。

一方、3年間収入が減る可能性があるため、「時間を買うために退職する」という判断が経済的に成立するかを考える必要があります。

「退職するか、Ⅱ部(夜間部)を選択して働き続けるか」は、どちらが正解というものではありません。

歯科衛生士を目指して退職・進学する人のよくある質問

Q. 会社は合格前に辞めたほうがいいですか?

A. 特別な事情がなければ、入試日程や合否、入学手続き、資金計画を確認してから退職時期を決めるほうがリスクを抑えやすくなります。

Q. 失業保険をもらいながらⅠ部(昼間部)へ通えますか?

A. 昼間の学校に通い、学業へ専念してすぐ就職できない状態であれば、基本手当は原則対象外です。(※7)個別事情があるため、退職前にハローワークへ確認してください。

Q. 退職後でも専門実践教育訓練給付金を利用できますか?

A. 条件を満たせば可能です。離職者は原則、被保険者資格喪失日の翌日から受講開始まで1年以内であることなどが条件です。(※8)

Q. 仕事を辞めずに歯科衛生士を目指せますか?

A. 目指せます。本校の歯科衛生士科Ⅱ部(夜間部)は18:00~21:10で、仕事を続けながら学ぶ学生が多く在籍しています。(※3・4)

Q. 退職後にアルバイトをしても大丈夫ですか?

A. 学校の学習や実習に支障がない範囲で働く方法はあります。ただし、雇用保険や給付制度を利用する場合は、就労時間や収入が受給条件に影響する可能性があるため、事前にハローワークへ確認してください。

「よくある質問」https://www.tokyo-igaku.com/faq/



東京医学技術専門学校で叶える「質の高い医療人」への道

東京都墨田区にある東京医学技術専門学校(東医技専)では、最短3年で一生モノの国家資格を手にし、希望のキャリアを築くための万全の環境を整えています。半世紀以上にわたり医療人を育成してきた本校ならではの、4つの強みをご紹介します。

1. 圧倒的な国家試験合格率と、手厚い少人数制サポート

両学科ともに、独自の緻密な傾向分析と特別集中講義を実施。一人ひとりの習熟度に合わせた少人数制の補講を徹底することで、高い国家試験合格率を誇ります。学生の不安に寄り添い、教員陣が一丸となって合格まで導きます。

2. プロ仕様の最新設備と、多彩な現場を経験できる臨地実習

学内の段階から現場感覚を養うため、それぞれの専門性を高める最新設備を完備しています。

  • 臨床検査技師科(第1校舎): 実際の病院の検査室と同様の各種最新分析機器をはじめ、顕微鏡や超音波(エコー)画像診断装置などを豊富に備えています。
  • 歯科衛生士科(第2校舎): 実際の歯科医院と変わらない、歯科診療ユニットを完備しています。

さらに臨地実習先は、最先端の医療を学べる大学病院や総合病院をはじめ、検査センター、地域密着型のクリニック、高齢者施設まで多様に用意されており、どこに行っても通用する高い実践力が身につきます。

3. あなたのライフスタイルを守る「昼間部」と「夜間部」の選べる体制

東京医学技術専門学校の最大の強みは、臨床検査技師科・歯科衛生士科のすべての学科で「Ⅰ部(昼間部)」と「Ⅱ部(夜間部)」を自由に選択できる点です。

  • Ⅰ部(昼間部・3年制): 歯科衛生士科はお昼過ぎ、臨床検査技師科は夕方には学校が終わるため、放課後は自分のプライベートやアルバイト、予習・復習の時間としてゆったりと両立できます。

「歯科衛生士科Ⅰ部 (昼間部)」https://www.tokyo-igaku.com/eiseishi_day/
「臨床検査技師科Ⅰ部 (昼間部)」https://www.tokyo-igaku.com/rinken_day/

  • Ⅱ部(夜間部・3年制): 18:00からの授業で、昼間に働きながら通うことができるため、学費を抑えながら自力で進学したい方に最適の環境です。

「歯科衛生士科Ⅱ部 (夜間部)」https://www.tokyo-igaku.com/eiseishi_night/
「臨床検査技師科Ⅱ部 (夜間部)」https://www.tokyo-igaku.com/rinken_night/

2つの医療系学科が併設されているため、学校全体が医療資格取得に向けた前向きな活気に満ちており、学科の垣根を越えて良い刺激を受け合えるのも総合医療専門学校ならではの魅力です。

4. 両国駅から徒歩数分の好アクセス&安心の学習サポート

東医専は、JR総武線・都営大江戸線の「両国駅」から徒歩数分というバツグンの好立地にあります。

  • 第1校舎(臨床検査技師科):〒130-0015 東京都墨田区横網1-10-8
  • 第2校舎(歯科衛生士科):〒130-0026 東京都墨田区両国1-10-5

「アクセス」https://www.tokyo-igaku.com/access/


まとめ

「医療に貢献したい」「一生モノの国家資格を手に入れたい」と考えているなら、まずは最初の一歩を踏み出してみませんか?
東京医学技術専門学校では、個別の進路相談や学校の雰囲気を肌で感じられるイベントを随時開催しています。

詳しい学校案内やカリキュラム、学費データがわかる資料を無料でお届け

「資料請求」https://www.tokyo-igaku.com/documentrequest/

  • 実際の学校の雰囲気や最新の設備を、あなたの目で確かめてみませんか?
    Ⅰ部(昼間部)・Ⅱ部(夜間部)のオープンキャンパスを随時開催しています。進路変更に関する個別のご相談も、専門の教員が親身にお答えします。

「オープンキャンパス」https://www.tokyo-igaku.com/opencampus/

「個別相談会」https://www.tokyo-igaku.com/consultation-meeting/

執筆・監修:東京医学技術専門学校 教員チーム

本記事は、当校の臨床検査技師科(Ⅰ部・Ⅱ部)および歯科衛生士科(Ⅰ部・Ⅱ部)の教員一同によって執筆・編集されました。

医療・歯科医療の現場および教育現場での豊富な指導経験に基づき、最新の国家試験傾向や業界の動向を反映した正確な情報の提供に努めています。

チーム構成: 臨床検査技師科、歯科衛生士科の教員

専門分野: 臨床検査医学、病理組織細胞学、臨床微生物学、歯科衛生学、口腔保健学


学校情報
・学校名: 東京医学技術専門学校
・設置学科: 臨床検査技師科、歯科衛生士科
・公式サイト: https://www.tokyo-igaku.com/

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歯科衛生士科Ⅱ部

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